まもなく午前6時。
晴れてます。
気温はプラス15度だ。
今日は晴れのお天気で最高気温プラス23度の予想だ。
初夏らしい1日となりそうです。
さて、
毎日新聞電子版に興味深い記事が載っておりました。
「パレスチナで日本式母子手帳15年 乳幼児の死亡率減少に貢献」だそうです。
「母子手帳」はニッポン独自のシステムにして、昭和23年世界で初めて考えられたという。
当時は、これがあると妊娠中や授乳中のお母さんが、優先的にミルクや砂糖の配給をもらうことができた。
昭和26年生まれのおぢ、いまでも保管しております。
手帳には妊娠、出産までの記録、小学校入学までの定期健康審査、各種の予防接種の記録もある。
生まれてから入学まで、子どもの身体状況が一目瞭然ってこと。
この優れた母子手帳を、厚労省が「廃止を計画していた」こともあったと聞いた。
当時、厚労省の委員だったおぢの知人は、「母子手帳の廃止反対」に奔走したと聞いている。
こうして守り続けてきた母子手帳が、いまパレスチナで役に立っているというから嬉しくもなる。
パレスチナでは、母子手帳があると、どこの病院でも医師が母子の状態を把握でき、スムーズに診察ができるそうだ。
「手帳のおかげで、適切な時期に適切なワクチン接種を受けることができる」
「子供の成長の目安が細かく書いてあるので、成長が遅れていたらすぐ病院に相談できる」と高い評価だ。
母子手帳の普及、たいしてカネのかからない「人道支援」「国際支援」ともいえる
かなり地味だけど、地に足の付いた国際貢献こそ、ニッポンの国際的な地位の向上に役立つのだ。
「世界でガンバレ!! 日本発の母子手帳」と申しておきましょう。
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