おぢのニセコ山暮らし

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「公文書改ざん」は国の根幹を揺るがす大事件

2018年03月10日 | Weblog

午前7時の気温はマイナス3度。

サッと数ミリの雪が積もっておりますが、お天気は晴れ。

つい先ほど、小鳥のさえずりが聞こえたような気がします。

今年初めてかもしれません。

そこここに春の気配が感じられる朝でござる。

写真は、「鼓門」で知られる金沢駅です。

オシャレな駅だよねぇ、、、

さて、

財務省が森友学園問題を巡って、公文書を書き換えたとされる問題だ。

安倍支持者の皆さんは「こんな文書など、どうでもいい」ようなことを申しておりますが、けっしてそうではない。

ニッポン国は「法律と公文書」で運営されておる。

きのうのフジテレビ、昼のバイキングで共同通信の柿崎記者が申しておりましたけど、おっしゃる通りなのだ。

公文書を勝手に書き換えしたなら、国会も何もかもすっ飛ばして、何でも好き放題にできてしまう。

多額の補助金を友人やご親戚に出すことも、無実の人だって理由もなく逮捕できる。

運転免許証やパスポートの偽造も、立派な公文書偽造事件だけど、それとはレベルとラベルの違う大事件なのだ。

これは国の根幹を揺るがす深刻な問題なのです。

ここがわかっていないと、この問題の深刻さが見えなくなる。

そんな中、森友学園側と交渉した近畿財務局の人物が3日前に自殺したという。

さらにきのう、その当時、近畿財務局長だった佐川宣寿さんは減俸の上、国税庁長官を辞任。

また、きのう付朝日新聞は「項目ごと消えた」とする記事を新たに掲載した。

決裁文書の「貸し付けに至る経緯を説明していた項目」が丸々消えたと書いた。

この「貸し付けに至る経緯」に、安倍総理の関与が書かれておれば、ソッコー内閣は総辞職だ。

国会で安倍総理に「朝日は誤報」と吐き捨てるように言われた朝日新聞が汚名を返上するスクープなのだ。

また、毎日新聞も「財務省が昨年5月、国会に開示した文書とは別の決裁文書に『本件の特殊性に鑑み』と記されていた」と伝えた。

「本件の特殊性」とは、この場合「安倍昭恵夫人が名誉校長を務める学校」ということになる。

原本を朝日にリークしたとみられるのは、(1)財務省(2)大阪地検(3)会計検査院のいずれからしい。

そしてどうやら、朝日は元の文書の全文を入手している可能性が高い。

だからこの先は、第3弾、第4弾の記事が出てくる可能性もある。

逆に全文の入手なくして書いておるとしたら、朝日新聞に公器としての先はないかもしれんね。

一方、この問題は自民党内をも揺るがしておる。

これまで、「政権は長く続く方がいい」とまで申しておった小泉進次郎さんさえ、7日付の読売新聞2面で「今までの問題とは質が違う。与党としての自浄能力が試されている」と、党内の副幹事長会議で問題視する発言をしておる。

他の出席者からも「きちんと対応しないとまずいことになる」など、副幹事長会議は「森友問題一色」になったと読売新聞は伝えておる。

一強といわれた安倍内閣に陰りどころか、「安倍おろし」の動きだ。

実際、書き換えが事実なら「刑事罰」も課される所業だもんねぇ、、、

実行者が作成権限のない人物なら「有印公文書変造罪」などが、権限がある人なら「虚偽有印公文書作成罪」が想定されるそうだ。

しつこいけど、国というのは「法律と公文書」で運営される。

その公文書の偽造、変造は、戦後一度も例がないというから、これは「戦後初の大事件」でもある。

そして、これが官僚が安倍内閣をそんたくしたことによるものなのか、それとも安倍官邸の直接指示によるものかがポイントとなる。

かなりしつこいけど、安倍官邸の直接指示によるものであれば、ソッコー内閣総辞職の一大事だ。

官僚がそんたくしてやったことだとしても、安倍内閣の責任は免れない。

安倍内閣は、佐川宣寿さんに責任をおっかぶせて収束させたいかもしらんけどそこは到底ムリ筋だ。

佐川さんが辞めても疑惑は深まるばかり。

また、麻生財務大臣の首で終わる話かね?

今回の話は、戦後初、国を揺るがす大不祥事なのだ!!

ついでながら、

「私や妻が関係していたということになれば、これはまさに間違いなく総理大臣も国会議員も辞めるということは、はっきり申し上げたい」

こう申した安倍総理の言葉は、ニッポン国民だれひとり忘れておりません!!


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