おぢのニセコ山暮らし

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「気のせい食品」By福岡伸一先生

2024年04月19日 | Weblog

あたりは霧に覆われた午前6時。

気温はプラス6度、室温21度だ。

ですが、なんとなく空気が湿っぽいので、ストーブに火を入れた。

きょうは曇りで朝晩は雨の予報、最高気温は11度だという。

なんだか、気持ちまでどんよりしてくる。

なので、元気が出る「補中益気湯」と、鼻水だらだらを止める「小青竜湯」を服用した。

ところで、

例の紅麹ですわ。

消費者庁は18日、小林製薬の紅こうじによる被害は、新たに17製品、30件で医療従事者からの健康被害報告があったと発表しております。

北海道でも、道新電子版によると、道内で健康被害が疑われる人は計91人になったという。

記事には「道と札幌市によると、新たに被害報告があったのは40~70代の男女で、いずれも全国で健康被害の原因となった疑いがある『紅麹(べにこうじ)コレステヘルプ』を摂取していた」とある。

面倒な手続きのない機能性表示食品制度は2015年にできた。

先日も書いたけど、「1件ずつ審査して国が許可する」のがトクホ。

一方「機能性表示食品は届け出だけ」で国の審査はナシ。

つまり、「機能性表示食品」はノーチェック。

時の総理安倍晋三さんによる規制緩和で、結果的には、国民の健康より企業を優先した制度だった。

4月18日号の週刊文春、「福岡ハカセのパンタレイ パングロス」にこうあった。

>カビは生命力のたくましい微生物である。

>たびたび変異株が生まれたり、培養環境によっては、未知の毒性が生産される可能性もある。

>そもそもほんとうにコレステロール値が心配な人はスタチン薬を飲むべきであり、コレステロールが含まれる動物性食材を避けるべきである。

>食品に含まれる薬理学的成分は多くの場合極めて低濃度であり、そこに薬効を求めるべきではない。

>つまり機能性とは「気のせい食品」だと思った方が良い。

機能性表示食品とは、なんのことはない企業が儲けるための制度に過ぎなかった。

生物学者の福岡伸一さまがおっしゃる「気のせい食品」はまことにごもっとも!! って話だった。

ここんとこ、iPadでYouTube動画を見ながら就寝前にヨガしてますけど、これがけっこうきついけど、なかなかよろしい。

おかげさんで体調良好、すっかり若返ったような感じがしておった。

そこでつい先ほど、鏡を見たら、そこにはちゃんとしたじーさんがいた。

すっかり若返ったと思ったけど、それは、気のせいだった…

機能性表示食品って、どうやらそんなもんらしい。


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