おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

官僚を「国民の公僕」から「安倍官邸の下僕」に貶めた「森友ゲート」

2018年03月17日 | Weblog

午前6時40分の気温はマイナス7度。

積雪は3センチほどでしょうか?

きょうは日中の最高気温も零度と寒い一日になりそうです。

あす朝は最低気温もマイナス3度の予想で、日中もプラス5度ですわ。

行きつ戻りつしながら、ようやく春がやってきたようです。

さて、

3月22号の週刊文春「総力取材『森友ゲート』これが真相だ」はご覧になりましたか?

大きな見出しは「安倍首相夫妻の犯罪」とある。

これを読むと、今回の森友問題、元へ森友ゲートは、「財務省理財局の暴走」というより、まさしく安倍首相夫妻の犯罪と言うのがよくわかる。

記事の後半に「政治部デスク」の話として、こうある。

「前川喜平前文科省事務次官が加計学園を告発した際、首相は『官僚は現職の時に意見すべき』と反論した。しかし実際には菅氏が主導したふるさと納税に反対した総務省幹部の次官昇格を拒否した例など〝懲罰人事〟は茶飯事です」

「その結果、公務員は公僕であるより、安倍官邸の下僕となり、政権の意向を忖度するようになる。そのためには公文書の改ざんすら厭わないことが今回の件で明らかになりました」

続けてこうも言う。

「森友文書問題が深刻なのは、それが省益などの次元でなく安倍首相夫妻を守るために行われていたということです」

つまり、

国民のための公僕として働こうと思った真面目な官僚であっても、安倍官邸の意向に沿わないなら〝懲罰人事〟によって、出世がおぼつかなくなったのです。

菅官房長官の意向に反対した総務省幹部が「次官へ昇格できなかった」ことなどで、官僚は震え上がったということだ。

これこそが「内閣人事局」で官僚人事を一元化したことによる弊害だ。

確かに、「省益最優先」になりがちな官僚の手綱を締めるには、「政治主導」が必要だとおぢも思う。

しかし今回は、これがあまりに行き過ぎた。

安倍政権におもねる「賢い官僚」が続出し、安倍政権のいいなりになる「官邸の下僕」が次々誕生した。

官邸の言うことを聞かないなら「昇格もない」となれば、賢い官僚の皆さんはこぞって官邸の忖度にひた走る。

言ってみれば、上ばかり見る「ヒラメ官僚」の誕生なのだ。

その結果が、公文書の改ざんという「犯罪行為」にまで至ったのでしょう。

行き過ぎた政治主導の結果なのだ。

そこにいずれも安倍首相夫妻が絡らむ、森友ゲートに加計学園問題が起きて、政治が完全におかしなことになった。

バランスを欠いた人事によって、官邸への忖度ばかりが横行し、政治が大きく歪められたのです。

安倍首相夫妻を忖度し、公文書改ざんにまで手を染めた官僚がいて、とうとう自殺者まで出した。

犠牲者まで出して、ぬくぬく政治家を続け、これで国民に対して「恥じることなどない」と言えますか?

「私も妻も関係していたので、総理大臣も国会議員も辞める」べきだとおぢは思う。


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