おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

安倍総理、とうとう辞任

2020年08月29日 | Weblog

午前6時です。

気温はプラス20度、エアオンをつけたまま、ほぼ爆睡でした。

連日30度を超える残暑でしたが、それにもめげず、よく寝るじーさんです。

一方、ここんとこよく寝ることなどできなかったであろう安倍総理がきのう辞任した。

雑誌FLASHが《安倍総理が7月6日に首相執務室で吐血したーー》との記事を掲載してから体調不安説が出ておった。

FLASHの情報、正しかったのでしょう。

「アベノミクス」とか「3本の矢」とか、成長戦略を描きましたが、ほぼどれもこれもアジャパーだった。

ご本人悲願の「憲法改正」に手を付けられなかったことで、おぢは内心ホッとしております。

北方領土も1ミリだって進みませんでしたし、拉致問題も8年間何一つ進まなかった。

本人が「最重要課題」に掲げた課題は、どれもこれも解決しないというお粗末。

唯一といっていいのが、円安誘導によるインバウンド需要の拡大だった。

それも今回のコロナが災いし、パンパンに膨れ上がっていたインバウンド業界は、急転直下の青息吐息だ。

結果的には去年11月に政治評論家の有馬晴海さんが申した通り。

「7年も総理を続けていますが、安倍首相には歴史に残るような実績がないのが実情です。しかもこの先、総理を続けても実績を残せそうにない」

「改憲、北方領土返還、拉致問題……と最重要課題に掲げた課題はひとつも解決しそうにありませんからね」

「もはや安倍首相が残せるレガシーは桂太郎の在任記録を更新することだけでしょう。いま安倍首相は、11・20を無事に迎えることだけを考えているはずです」

その桂太郎の在任記録を超え、大叔父佐藤栄作の在任記録を超えての辞任だった。

結果としてはとにもかくにも「佐藤栄作の在任記録を超える」ことだけに最後は執着したのでしょう。

そのために事実上の「政治的空白」ができ、コロナ対策もおろそかになった。

単に長いだけの残念な総理だった。

これからは政治なんぞに口出しせず、ご自愛いただくのが、国家国民のためと申しておきましょう。

ご苦労さまでした。


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