寒くて目が覚めました。
午前6時の気温はプラス10度、かろうじて二桁なのです。
7月というのにひとケタ寸前、どうなってんの???
お天気もどんよりした曇り空だ。
「台風一過」でスカッと晴れるかと思いましたが、さっぱりダメだ。
おかげさんで、ご当地周辺は大雨による大きな被害はなかったようだ。
ですが近くを流れる写真の「尻別川」は、水かさを増しており、いつもの風景とは大違い。
下手な写真ではさっぱりわかりませんが、泥水がゴウゴウ轟音とともに流れており、見てたら二人ともめまいがしそうになって、そそくさと家に戻りました。
この尻別川、平成11~14年と、16、17、18年の計7回、国交省が認定する「清流日本一」に選ばれておる。
だけど、清流どころかいまは泥の川。
よくみるとがけ崩れの跡もあるようだ。
我が家の裏山が崩れなかったのが幸いです。
そんな昨夜の夕食は、北海道東部の厚岸町からお取り寄せした高級魚の「キンキ」。
これが1枚2700円也でほかに送料ですから、お安くない。
大きいモノは1枚5000円近くする。
それが手に入らず、中型サイズということもあって、今夜東京からやって来るという旧友のお友だちに提供するのは止めて、我が家で食することに。
だけど、これが実に旨かった。
キンキは北海道内のあちこちで獲れるんだけど、道東モノは脂の乗りが丸きりちゃう!!
魚の旨さは、なんといってもその脂なのだ。
ところが最近はパサパサして脂のないのが多く、がっかりすることもある。
だけどこのキンキは大当たり!!
硬い骨を除いて、ほぼしゃぶりつくしました。
枝豆にビール、これと日本酒で、大満足の夕食なのでした。
もっとも、一緒にお取り寄せした「ツボダイ」を先日いただいたのですが、これはパッサパサ。
大いにがっかりしたのでした。
ツボダイは北米あたりで獲れる深海魚、おぢが20代30代のころは、お安い居酒屋の定番の焼き魚だった。
これで一杯やるのが大好きでしたが、ここんとこ、市場でもさっぱり見かけない。
品ぞろえ豊富な札幌駅前にある「佐藤水産」にも、いいものがない。
今回は厚岸漁協の直販店「エーウロコ」のホームページに載っておったので、キンキと一緒に買い求めましたが、残念なことに…
最近は庶民の魚ホッケさえも、近海モノは脂が無くて、身も薄くてパサパサしておる。
昔は北海道内だけで食べておりましたが、そのうち東京あたりまで行くようになって、いいモノが姿を消しつつある。
そこそこ美味しいのはロシア産の「縞ホッケ」でしょうか。
サケだって、漁獲量が減り、イクラの醤油漬けも高級品と化した。
お安い魚の代表だったサンマさえ、形も小さく、値段も高い。
うなぎだって、年に1度か2度しか食べられない。
我が家で毎朝必ず食するお魚が、高級品ではどもこもならん。
ここは、なんとかニッポンの近海漁業を復活させていただきたいもんです。
タマゴかけご飯よりも、「イクラ山盛りご飯」が安くなるような、「お魚大復活プロジェクト」を国に音頭取ってやっていただきたい。
庶民の食生活には丸きり関心なさそうな安倍政権では、それもかなわぬ夢でしょうか。
トホホな国ですこと!!
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