まもなく午前7時になるところ。
ほぼ雪は降っておりませぬ。
ただいまの気温マイナス10度。
きょうは曇り朝晩雪の予報です。
さて、
読売新聞電子版にこんな記事があった。
「うどん代 英では2倍」
英国ロンドンの金融街、シティーに「丸亀製麺」の店舗があるそうだ。
そこで最も人気の「Kake(かけうどん)」は4.45ポンド(約690円)、「Kamaage(釜揚げうどん)」は3.45ポンドと、いずれも日本のほぼ2倍だそうな。
周辺で昼食を摂ると10ポンド(約1550円)は下らないというから、丸亀製麺のうどんは英国人にとって相当お安いことになる。
つまり、英国人にとってお安いうどんが、ニッポン人にとっては2倍なのだ。
どんだけニッポンが安い国に陥ったかを物語る。
記事にこうある。
「物価は『経済の体温』を示すとされる。日本経済の『体温』は低いままだ」
またこうもある。
「経済協力開発機構によると昨年の日本の平均賃金は3.9万ドル(約440万円)で、30年前からの伸び率は4%。この間、米国は49%、英国も44%増えた」
アメリカの賃金が50%増えて、英国も44%増えたのに、我がニッポン国は30年前から4%伸びただけ…
我が愛すべきニッポン国、チョー安い、なんだか情けなくもなる。
今年の年賀状に元職場の先輩からのものがあって、そこにこうあった。
「スイスのサンモリッツでホテル代の高さに驚きましたが、ニセコのそれに近づいているの?」
スイスのホテル代、どんだけの値段したのか知りません。
だけど、多くのニッポン人が驚く値段だったとしても、欧米人にはたいしたことない値段かもしれないのが現状だ。
今年も東京の家電量販店の福袋に行列ができたとモーニングショーが伝えておりました。
並んでいるのはどうやら中国人らしい。
ニッポン人にとっても「お得な福袋」だけど、中国人にはそれが「チョーお得」に映るのでしょう。
そんなことだから、中国人は福袋を買うのにバイトを雇って買い占める。
ふむふむ納得する理由があるけど、何とも残念な国に成り果てた。
根拠のある「所得倍増計画」なら、おぢは大賛成だ。
だけど、岸田さんもこれを言わなくなり、「この先どうなるニッポン」と憂うニセコのおぢでした。