おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

「物価は経済の体温」、これがだらだら低いままの残念なニッポン国…

2022年01月07日 | Weblog

まもなく午前7時になるところ。

ほぼ雪は降っておりませぬ。

ただいまの気温マイナス10度。

きょうは曇り朝晩雪の予報です。

さて、

読売新聞電子版にこんな記事があった。

「うどん代 英では2倍」

英国ロンドンの金融街、シティーに「丸亀製麺」の店舗があるそうだ。

そこで最も人気の「Kake(かけうどん)」は4.45ポンド(約690円)、「Kamaage(釜揚げうどん)」は3.45ポンドと、いずれも日本のほぼ2倍だそうな。

周辺で昼食を摂ると10ポンド(約1550円)は下らないというから、丸亀製麺のうどんは英国人にとって相当お安いことになる。

つまり、英国人にとってお安いうどんが、ニッポン人にとっては2倍なのだ。

どんだけニッポンが安い国に陥ったかを物語る。

記事にこうある。

「物価は『経済の体温』を示すとされる。日本経済の『体温』は低いままだ」

またこうもある。

「経済協力開発機構によると昨年の日本の平均賃金は3.9万ドル(約440万円)で、30年前からの伸び率は4%。この間、米国は49%、英国も44%増えた」

アメリカの賃金が50%増えて、英国も44%増えたのに、我がニッポン国は30年前から4%伸びただけ…

我が愛すべきニッポン国、チョー安い、なんだか情けなくもなる。

今年の年賀状に元職場の先輩からのものがあって、そこにこうあった。

「スイスのサンモリッツでホテル代の高さに驚きましたが、ニセコのそれに近づいているの?」

スイスのホテル代、どんだけの値段したのか知りません。

だけど、多くのニッポン人が驚く値段だったとしても、欧米人にはたいしたことない値段かもしれないのが現状だ。

今年も東京の家電量販店の福袋に行列ができたとモーニングショーが伝えておりました。

並んでいるのはどうやら中国人らしい。

ニッポン人にとっても「お得な福袋」だけど、中国人にはそれが「チョーお得」に映るのでしょう。

そんなことだから、中国人は福袋を買うのにバイトを雇って買い占める。

ふむふむ納得する理由があるけど、何とも残念な国に成り果てた。

根拠のある「所得倍増計画」なら、おぢは大賛成だ。

だけど、岸田さんもこれを言わなくなり、「この先どうなるニッポン」と憂うニセコのおぢでした。

 


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