おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

道東沖で「M9地震切迫」、オール電化でどうよ???

2017年12月20日 | Weblog

午前6時の気温はマイナス9度。

今朝もジャンジャン雪が降っております。

札幌管区気象台によると午前2時の倶知安の最深積雪は121センチ。

すっかり雪の量は1月、2月並みですから、スキー場もそろそろコース外に出られるのではないかと期待もいたします。

ご当地「ニセコルール」では、決められたゲートからコース外での滑走が認められておる。

リフトの直下もOKだ。

「ゲートから出る」「ロープをくぐってはいけない」などの決まりがありますが、ルールを守れば、どこを滑ってもOKだ。

「すべるギャグはNGだけど…」なんちゃって!

それでも雪崩の危険のある「滑走禁止のオフリミット」の場所もあるわけで、最近の死亡事故はたいていこういう場所で起きる。

そういえば、おとといの朝から「発破」の音がドンドン響きます。

各スキー場がダイナマイトで「人工雪崩れ」を起こし、事故を防ぐ仕組みだ。

この発破の音が12月に聞こえるって、ここ数年はなかったような気がするなぁ?

今年はまさに豪雪ですが、お客はまだ中華系が圧倒的に多く、ゲレンデは一番下のリフトが大混雑。

上級コースはご当地で働きながら滑る従業員と、気の早い欧米人しかないないので、まだ混雑はしておりません。

クリスマスを控え、そろそろ欧米のおカネ持ちがわんさかやってくる。

ニセコのスキー場はいよいよ本番を迎えます。

さて、

政府の調査委員会は、十勝沖から北方領土の択捉島沖にかけての千島海溝沿いで、東日本大震災級の「超巨大地震」が起きると公表いたしました。

今後この巨大地震が起きる可能性は、30年以内に7%~40%だとしておる。

つまりは、きょうかあす、マグニチュード9クラスというから、東日本大震災クラスの地震が起きてもおかしくないという、たいした怖い話なのだ。

さらに、一回り小さなM8前後の「巨大地震」の30年以内の発生確率は、根室沖で70%程度、色丹島・択捉島沖で60%程度、十勝沖で7%としたそうです。

すでにご承知のように、東京の首都直下型地震の確率は「30年以内に70%」と言われておる。

南海トラフ地震はもっと確率が高く、これまで10年以内に20%としていたものを、今年1月に「20%~30%の確率」に引き上げた。

50年以内だと、90%かそれ以上というから50年以内に確実に起きる感じだ。

ニッポン列島の太平洋側は、どこもかしこも「地震・津波」でヤバいとみた方がよろしい。

400年前の大地震では、道東の大樹町で高さ24メートルの津波が押し寄せた。

沿岸から4キロ先まで砂が運ばれたところもあるというから尋常でない。

釧路市でも高さ15メートルの津波が押し寄せたそうな。

この釧路市には、オール電化の新興住宅が異常に多いことが知られておる。

大手電力会社とその周辺企業よる営業努力でしょうけど、冬にこの巨大地震と津波が来て、オール電化でどうするね?

東日本震災並みなら、停電は1週間は続くとみた方がいい。

その間、冬は連日マイナスの気温が続くわけで、震災で家が壊れなくても、住んではいられなくなる。

つまりは避難所での生活を強いられる。

東日本大震災で、ニッポン人は「電力会社に頼り切りの電力」の脆弱さを知ったのではなかったか?

山の中ゆえ、津波の心配のない我が家ではありますが、仮に停電が1週間続いても、薪ストーブですからちゃんと暖が取れる。

煮炊きはプロパンなので、ボンベの交換時期と地震が重ならない限り、こちらもほぼ大丈夫だ。

電気が無くてこまるのは、パソコンにテレビ程度。

情報の入手は電池式のラジオがあり、電池が切れても手回し充電できる。

携帯電話も、このラジオに付いておる手回し充電器で対応できる。

水道は、水源地が近くですけど、冬なら雪を溶かしても水は確保できる。

自宅のエネルギーは、あれこれ分散しておくのが安心と心得てください。

また、

先ほどのモーニングショーでも指摘しておったけど、北海道沖地震で心配なのは原発だ。

北海道ではなく、青森下北半島の原発ですわ。

ここにも、相当な津波が押し寄せるという。

下北半島の六ヶ所村には「高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センター」「ウラン濃縮工場」がある。

また、東通村にも原発がある。

さらにはフルMOXの大間原発も建設中だ。

核に関わる施設が多い太平洋側の下北半島に津波が押し寄せたらどうなるって話でもある。

すっかり忘れておった原発リスクが、今回青森県で大きく浮かび上がりましたです。

とにもかくにも東日本大震災の轍を踏まぬためにも、原発はトットとゼロにすべきと思うけど、どうよそのあたり???


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