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おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

宮川泰さんに合掌

2006年03月22日 | Weblog
「♪悲しいことも ないのに何故か 涙が滲む ウナ・セラ・ディ東京…」
この「ウナ・セラ・ディ東京」そして「恋のバカンス」「恋のフーガ」「ふりむかないで」の作曲で知られた作曲家、宮川泰(ひろし)さんが亡くなった。

これら楽曲を歌っておったのは、ザ・ピーナッツ。
おぢが思春期だったころ、大人気だったテレビ番組「シャボン玉ホリデー」でおなじみだった。
おぢは大ファン、ときどき聞いておるのよ。
あの声、そして双子ならではのハーモニーがいまでもとても心地よい。

シャボン玉ホリデーはザ・ピーナッツ、植木等とクレージーキャッツなどなど出ておって、お洒落で楽しいTV番組じゃった。
いまでいうバラエティーのはしりかね、比較しようもないほど上品だったけどさ。
たぶん週末のゴールデンで放送しておった。

新聞、テレビは、「70年代にテレビアニメ『宇宙戦艦ヤマト』の主題歌が大ヒットした」。と伝えておった。
確かに宇宙戦艦ヤマトの主題歌はヒットした。
だけどもおぢの世代にとって宮川さんは冒頭の歌の作曲家だ。

「恋のバカンスで知られる…」とは書いてない。
どうやら見出しにはならない「古い歌」ってことのようだ。
若い記者は知らんのかねぇ。
歳をとってしまったなぁ~としみじみしちゃった。

この宮川さん、北海道出身だったそうな。
旧友Sの故郷に近い、鴻之舞の鉱山跡地など紋別市内二カ所には「銀色の道」の記念碑もあるという。
この歌もザ・ピーナッツが歌っておったね。
ちなみに鴻之舞は、ニッポンでは数少ない金を採掘する鉱山じゃった。

ついでながら「ふりむかないで」の歌詞も書いちゃおう。
「♪ふりむかな はっはっはぁいないで~お願いだはっはっはぁかぁら~いまね、靴下直しているのぉ あなたの好きなタータンチェク~」
この「は・はぁ・はぁ」ってのがあの時代の特徴じゃったね。
カラッとした明るさが当時を象徴しておった。

なんで靴下を直すかってえと、パンストじゃないから靴下が下がるのよ。
それで、くるっと後ろ向いて彼に見えないように直すわけ。
いまみたいに電車の中で化粧するアンポンタンと訳がちゃう。
この歌詞だけで思春期のおぢはドキドキしたもんじゃ。

アメリカンポップスの影響を大きくうけた宮川さんの楽曲は、お洒落で小粋でステキだった。
思春期を豊かに過ごさせてくれた楽曲をありがとう、謹んで合掌じゃぁ。



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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (耳鳴芳市)
2006-03-23 11:41:12
シャボン玉ホリデー

  日曜日の6時半 楽しみだったね~。

  特に植木の「およびでない---」

  これを見て1週間が終わったな、いや始まる  のか------。まあ、終わっても始まっても

  どうでもいかったんだが、とにかく「およびでない」は最高でした。



 ピーナッツも良かったよ。
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Unknown (おぢ)
2006-03-24 07:55:28
耳鳴芳市さん、おはようございます。



>とにかく「およびでない」は最高でした。



…でしたねぇ、このセリフ言うときの植木等は妙な明るさがあって大好きでした。

中学時代、お仲間のMってのが、「およびでない、およびでない?こりゃまった、失礼しましたぁ~」と教壇でやってた。



なんだか日本中が希望にあふれていて、バカバカしい気分が感じられる楽しい時代だったなぁ。

Mはいまでも「およびでない」ことが数多くって、お仲間こぞって困るんだけど…

なぁんて書くのは「こりゃまった失礼しましたぁ」だぁ!!

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