おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

「南クリール諸島を返せ!!」これでついに領土が戻る!? …ってそれでいいのか???

2019年01月16日 | Weblog

午前7時の気温はマイナス6度。

あたりはちょうど1週間ぶりに雪景色でござる。

道北の稚内などでは、暴風雪だそうな。

こちらはきのう夜に湿った雪が降り始め、あさまでに10センチほど積雪となりました。

いい雪だったらスキーに行きたかったのですが、今日も見送りっす。

さて、

朝からびっくり仰天の事態です。

おぢにはわけがわかりません。

英国議会がEU離脱協定案を否決だそうな。

円滑な離脱に向けた協定案の採決を、賛成202、反対432の大差で否決したというのです。

協定案の合意なしの離脱にでもなるんだろか???

EU離脱は不透明ってことらしい。

民主主義っていうのは、あっちにブレて、こっちにブレて、ようはブレブレになる。

メイ首相も「英国は未踏の領域に入る」というから大混乱は必至ですが、それも民主主義のなせるわざだ。

なんでもかんでもスムーズに進む「独裁」より、おぢは「紆余曲折でいいんでないの」、と思います。

そんな中、北方領土問題ですわ。

安倍首相が「北方領土問題を解決して、平和条約を締結する」「戦後日本外交の総決算をおこなっていく」と年頭記者会見で高らかに宣言してわずか10日。

モスクワで河野外務大臣と会談したラブロフ外相は、日本の国内法で固有の領土として「北方領土」と明記されていることについて、以下のように述べたそうな。

北方領土と呼ぶことは「ロシアにとって受け入れられない。日本側が問題をどう解決するか具体策を問いただした」と述べ、使用中止や名称変更を求める姿勢を示したそうな。

なにをおっしゃるうさぎさん、ではなくてラブロフさん、北方領土はニッポンにとってはあくまで北方領土なのだ。

ここにきて北方領土を「南クリール諸島」と呼べって、なんじゃらほい???

悪いけど、これはもうニッポンに対する「内政干渉のレベル」

ロシアは、北方領土を「南クリール諸島」と呼んだら4島全てを返還するのか?

4島一括返還で、主権ももちろんニッポンにあるとするなら、しかたない「島の呼び方ぐらいは変えてやるか!?」と考えないこともないおぢだけど、なにも決まらん時点で「名前の使用禁止」て、なんなのよ???

舐めくさってないかニッポンを!!

ロシアにすれば、「第二次世界大戦の結果受け入れが絶対的な第一歩」ってことらしい。

いやいや、それは変だろ~ 

…と日ロの歴史にも近代史にも詳しくないおぢだって思うのです。

おぢの知る限り、ロシアが4島を占拠したのは、昭和20年8月15日にニッポンがポツダム宣言を受諾したあと。

つまり、「連合軍に負けました」と言ったあとのこと。

昭和20年8月28日から9月5日にかけて旧ソ連軍は北方4島を占拠したのです。

ニッポンからすれば、どっからどうみても不法占拠なのだ。

なのに、4島は「ロシア領であることには議論の余地がない」と主張し、「北方領土のロシア主権を認めるよう要求」したというのです。

愛国者のおぢ、こんなことは許せません。

さらに単独会見では「『第二次大戦の結果、南クリール諸島はロシア領になったことを日本が認めない限り、領土交渉の進展は期待できない』と再度、伝えた。反論は聞いていない」

河野外相、反論していないのだ。

こんなことでニッポン人が納得するかって話なのだ。

「北方領土」を「南クリール諸島」と呼べなんて、これこそまさに「反日」「売国奴」の所業ではないのかね???

バカも休み休み言ってほしいですわ。

これはもう右も左も関係なしに「国辱もの」「土下座外交」ではないかとおぢなんか思うけど…

ホンモノの右翼の皆さまやネトウヨの皆さんが支持する安倍内閣に、ここんとこのご意見をしっかり聞いてみたいです。

韓国のレーダー照射にも呆れるけど、北方領土問題ではニッポン側はロシアに反論もしていないのだから呆れます。

どうなってんだって話だと思うけど…


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