おぢのニセコ山暮らし

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FBIは「忖度」しない公務員、「ニッポンはずぶずぶ!!」それでいいのか?

2017年05月13日 | Weblog

午前6時の気温はプラス10度。

今日もどんよりとした曇り空、風もあって少々肌寒い。

きょうはどんな1日になるのでしょうかね。

アメリカでは先日、FBI長官のコミーさんが突然解雇された。

そもそも、捜査の中立性を保つため、FBI長官の任期は異例の10年だそうで、政権交代に影響されないようになっているそうだ。

だからFBI長官の突然の解雇は、憲法を軽視することに直結する。

もし解雇するなら、トランプさんが大統領になったときに、新旧交代するのが筋だ。

政権発足から100日が経過しての解雇ですから、当然のことながら憶測が飛び交う。

大統領選挙中に、トランプ陣営とロシアの諜報機関のつながりについて、FBIが捜査しておったというのがどうやら長官解雇の理由らしい。

ビックリ仰天なことですが「トランプ大統領は、3回にわたってコミー氏に自分が捜査対象かどうか確認した」という。

これが我がニッポン国ならどうでしょう?

総理大臣からこんなことを問われたら、公平中立のはずの捜査機関ですが、ビビってさっそく総理の意向を「忖度」し、捜査を中止しちゃう。

官僚が上の意向だけに唯々諾々と従う「ヒラメ野郎」でいいのか?

官僚は、国民のために働く「公僕」、権力者におもねるのではなく、国民に仕えるのではないのかね!!

今回の問題、もし大統領選挙にロシアが介入していたなら、アメリカの政治史上始まって以来の大スキャンダルとなる。

FBIは公平・公正に職務を最優先する姿勢を貫いており、当然のことではありますが、ニッポンと比べりゃなんとも羨ましい。

忖度に忖度を重ね、安倍総理夫妻の意向に従って、森友学園に8億円引きで国民の財産である国有地を売却しようとした財務省とは大違いでござる。

今回のFBI長官の突然の解雇は、ウオーターゲート事件に倣って「ロシアゲート」と呼ばれ、トランプ大統領の進退にまで進む可能性もある。

ニクソン大統領が辞任に追い込まれ、世界経済にも大きな影響を与えたウオーターゲート事件の再来となるのか、大統領の大スキャンダルの始まりとなるのか、世界中が大注目でござる。