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おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

タケノコ採り

2013年06月30日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス13度。けっこう深い朝霧で風もありまする。

それでも予報によるときょうは良い天気になるのだとか。

まずまず夏らしい今年の6月も今日でお終い。早くも1年の半分が過ぎようとしております。

早過ぎだよなぁ…

きのうは、東京の旧友Tがいつものように弾丸ツアーでやってまいりました。

なんでも、7月13日に高校同期のお仲間をご当地に招き、1泊2日の一杯会をやるそうで、来道の目的はその算段だそうな。

で、以前から「食べたい、食べたい」と喧しかったタケノコ採りに夕方出かけましたです。

北海道でいうところのタケノコ(根曲り竹)は、今年は春先の低温の影響で6月上旬になっても採れず、2週間ほどずれ込んでおる。

このため、先週あたりがピークでしたけど、いまも山の中にはあるのです。

そんなことで、そそくさと身支度を整え、チセヌプリスキー場あたりへ。

このところ、このタケノコ採りでは遭難死するケースが続発しておる。たいていはずんずん藪の中へ入っていき方向感覚を失い遭難というケースです。

いまどきは遭難すると、消防団やら何やら大人数が出動する。このためバカにならない捜索費用を残された家族が負担するシステムです。

これがたいした金額らしい。

なので遭難防止の抑止力になればいいのですが、どうしても欲深いことになっておる年寄りなんかは、ズンズン山奥へ踏み入って、遭難する。

一方、おぢの場合はというと、そもそも怖がりですので、そんな山奥へはけっして行かず、山道沿いにちょこちょこ探すだけ。

そんなことで、小1時間で20~30本の細いタケノコを収穫し、戻ってさっそく炭火焼いたしました。

このタケノコというヤツは、太いものほど上等とされるわけで、きのう収穫したのは、タケノコ採りに情熱を傾ける皆さんには「フン!!と鼻で笑われる」細さですけどね。

その細いタケノコの頭と尻を包丁で切って、さっと水洗いし、炭火で炙ります。

表面が焦げてくると、けっこういい匂いがいたします。そこで今度は軍手を穿いてタケノコの皮をむくのです。

用意しておいた、味噌マヨネーズ、マヨネーズに一味、醤油の麹なんぞに付けてビールとともにいただくわけ。

採りたてですから、えぐみもなくビールとともにいただくと、サッと初夏の風が吹き渡るのでした。

なかなかに美味!!

旧友T、初夏の北海道の味覚をたいした喜んでおりましたです。

でもって、こやつはつい先ほど札幌へ。昼に旧友女将の旅館でなんだかを食べるためだそうな。

忙しいヤツでござる。

それでも某上場企業の東京支社長を外れたそうで、もう忙しいこともないはずじゃ。

のんびりゆっくりした時間をご当地で過ごす機会を増やしたらいいと思っておりますけど、どうなんだろ???