おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

16日解散のてんやわんや

2012年11月15日 | Weblog

午前7時の気温はプラス3度、冷たい雨が降っておって風もある。段々晴れてきましたけどね。

風がピューピュー吹いて寂しい晩秋の朝でござる。

寂しいといえば、森光子さんが亡くなったそうな。92歳ってねぇ。おぢが思い出すのはTVドラマ「時間ですよ」の女将さん。ステキな人でした。

最近は2年前まで放浪記を演じておったそうな。90歳まで仕事しておったというのも凄い。役者人生を全うしたお方でございました。

合掌。

そんなきのう、おぢとハニーさんは小樽へ映画を観に行っておりました。「のぼうの城」でござる。TBSの60周年記念だそうで、2時間半近い超大作でござったが、上映時間の長さを感じさせない映画でもござった。

楽しく拝見しましたけど、この映画は黒澤明に監督させたかったなぁ。クロサワ映画をいろいろ勉強したのでしょうけど、あちこちに演技、演出の手抜きがあるような…

主役の野村萬斎さんはさすがでしたけど、対する石田光成が上地雄輔ってことで、頑張っておったけども、いささか貧弱。

姫も「どんべい」の榮倉奈々さん、ミスドCMの山口智充さん、グッさんが武将ってのも、なんだかなぁ、、、

佐藤浩市さん、前田吟さん、夏八木勲さんの芸達者が好演してましたけど、ほかの脇役がいかにも…「脇が甘い」って感じか。

やっぱ、クロサワに監督させたかったです。けど、楽しめましたね。時間を忘れて、観ておりました。

さて、

いよいよ解散でござる。映画の帰りにカーラジオで聞いてましたけど、ヒキガエル野田が初めて政治家らしさを見せた瞬間でもござった。

2日後の16日解散と言い切った以上、「野田おろし」も間に合いませぬ。

これまで延々と財務省のパペットだったわけで、最後に政治家としての「意地を見せた」ようにも思えますが、追い詰められて解散、ってかんじもある。

ウソつき呼ばわりが堪えたというけど、「消費増税はしない」と散々街頭演説で言ってたのを180度転換したのはウソつきではないのかね。

なのにいまさら「近いうち解散」がウソになるから年内に解散しますってどうよ?

議員の定数削減、何としてもやってくださいな。公務員の退職金削減はアジャパーだというし、それぐらいはしてくれないと、「税と社会保障の一体改革」といいながら、単に消費税上げただけの財務省のパペット総理で終わるもなぁ。

ただし、これについても、橋下維新の会代表が「衆院の定数削減なんて、選挙後どうなるかわかりませんよ」と懐疑的。おっしゃる通りでござる。

解散もなにも、財務省の振り付け通りに動いたという説もあって、わけわかりませんです。

気になったのは、党首討論。2番手に小沢一郎がでてきましたけど、いかにも声に張りがない、元気がない。すっかり「政治生命が断たれました」感じ。

怖いです、ニッポンを動かす影の権力者。

それにしても、哀れは民主党じゃ。山田正彦元農相は新党結成だそうで、小沢鋭仁元環境相は日本維新の会に合流とか。元大臣が続々離党ってことで、呆れるばかり。

泥船・民主党から、逃げること、逃げること。

鳩山由紀夫までもが、離党に含みを残しておる。アホバカ民主党、選挙を前にすでに解党寸前。

トホホなことでござる!!