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おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

物置と薪小屋を救出!!

2012年01月18日 | Weblog

午前7時の気温は、マイナス8度。厳しい冷え込みもひと段落でござろうか。我が町の積雪は、17日現在で174センチ。

13日には192センチあったそうな。でもって、総降雪量は6メートル12センチ。多い年で14メートルを超えますゆえ、今シーズンはこれを軽く超える勢いでござる。

ちなみに、100万人を超える都市では世界にまれにみる豪雪の街といわれる札幌ですけど、多い年でも総降雪量は7メートル程度。ご当地の半分でござる。

ここんとこ話題になる岩見沢市は、わが町と似たりゴンベの道内屈指の豪雪地帯。ご当地と違って、大きなスキー場もなく、豪雪をウリにしているわけでもなく、単に雪が多いというご苦労さんな街なのでござる。スマン…

写真は、かろうじて屋根が見えまするが、おなじみ、我が家の薪小屋でござる。きのうは心配して駆けつけてくれた、ご近所Sさんとハニーさんの3人でこの薪小屋と、崩壊の危機のあった物置小屋の雪下ろしをいたしましたです。

はぁはぁ、ぜいぜいしながら、それでも午前中でなんとか下ろすには下ろしましたです。でもこの状態では、今後降るであろう雪に対処できませぬ。

下ろした雪をどこぞに飛ばさないと、このままではニッチモサッチモいかんのじゃ。いまのままだと完全に埋まってまうのでござる。

それにしてもご当地の皆さんは親切でござる。我が家の薪小屋の心配までしたいただき、手伝いにまで来てくれる。

っていうか、ご近所Sさんの方が、おぢより働いたかも。Sさんち方面に、足を向けて寝られないことになってますです、ハイ!!

さて、かなりアッタマに来ておることがある。ことこれに関しては、おぢはもうブチ切れそうでござる。新聞テレビの扱いの小ささにも呆れてます。

こんなもん、新聞なら一面トップ、TVニュースでも一項目目に放送する大事件ではないのかね。

放射性物質の拡散を予測するSPEEDIの情報を福島県民には知らせず、米軍には知らせておったというとんでもない事実じゃ。これって国家による犯罪ではないのか。

文部科学省は「米軍には支援をしていただくため3月14日に外務省経由で提供した」と説明しておるとか。原発事故発生の3日後には米軍に伝えていたというのだ、どうなってんだ。

その間、福島県民をはじめニッポン国民は、ほとんど何もわからず右往左往。聞くところによると、元々原発に関心にあった方々は、事故発生と同時に福島県を離れておるけれど、一般市民は何が何だかわからん状態。

このSPEEDIの情報を、少なくとも米軍に知らせると同時に、福島県民にしっかり告知しておれば、子どもたちの被爆も防げたとかと思うと、はらわたが煮えくり返りまする。

ここんとこ明らかになった「賃貸マンションの放射能汚染問題」も、SPEEDIの情報が速やかに告知されていれば、こんなことにはならんかった可能性はある。

国民を原発被爆のモルモットにしてしまった、政府、文科省はどう責任を取るつもりか。今後、ジャンジャン出るであろう子供たちの甲状腺異常、ガンなどの被害にどう責任を取るつもりか。

これだけ世界中を汚染した大公害企業にもかかわらず、いまだに東電の家宅捜索もなければ、会社幹部の逮捕もない。

それだけでもおかしいのに、SPEEDI情報を隠ぺいしていた文科省の家宅捜索もない。国家ぐるみの大犯罪をなぜ放置するのか、おぢには丸きりわかりませんです。

そういえば、ニセコのTさんから「私の身体からウランが検出されました」という東京在住の方の話にも驚かされますです。

我がニッポン国の汚染、この責任は東電幹部、経産省、文科省、当時の総理、官房長官を含む皆々様にあると思うけど、どうよ?

今朝のTVでは、ニッポンのある町で突然信号機が倒れたそうな。建てて38年の信号機だったそうな。一方今朝の新聞によると「原発運転 最長でも60年」だそうな。

単純な信号機みたいなもんでさえ38年で突然倒れちゃうというのに、複雑でしかも放射線で劣化する原発は60年も使うのだという。おかしくはないか?