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大明皇妃、おもしろかった

2022-03-11 | BS放送

中国ドラマ、大明皇妃 第62話を観た。終話、夢物語となった。
激動の明の時代、孝恭章皇后をモデル、というが。
最終回のあらすじに、毎話のスクリプトように文字起こしするサイトがあって、引用させていただいた。
それで治世はどうなったのか、な。天順帝を、後に、サイトでは後日談で紹介しているよ




BS12 https://www.twellv.co.jp › ... › 中国・アジアドラマ
中国ドラマ「大明皇妃(だいみんこうひ) -Empress of the Ming-」<無料BS初放送>激動の明朝で3人の皇帝を支え、国の危機を救ったのは一人の皇后の愛と勇気だった。

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中国史人物事典~歴代后妃-明http://ww1.enjoy.ne.jp › ~nagaichi › chu920

⇒歴代后妃(伝説,夏,殷,周,秦,漢,三国,晋,北朝,南朝,隋,唐,五代,宋,元,明,清)
[明(1368~1644)]

恭譲胡皇后(?~1443)
  名は善祥。明の宣宗(朱瞻基)の胡皇后。山東省済寧の人。永楽十五年(1417)、皇太孫朱瞻基の妃となった。仁宗のとき、皇太子妃となった。宣宗が即位すると、皇后に立てられた。帝の寵愛がなく、病がちで子もできなかったため、廃されて別宮にうつされた。没後、静慈仙師と諡された。

孝恭孫皇后(?~1462)
  明の宣宗(朱瞻基)の孫皇后。山東省鄒平の人。孫忠の娘。永楽年間に皇太孫朱瞻基の嬪となった。宣宗が即位すると、貴妃となった。寵愛を受けたが子がなく、宮人の子を取って自分の子として養った。この子が朱祁鎮(のちの英宗)である。宣徳三年(1428)、皇后に立てられた。十年(1435)、英宗が即位すると、皇太后となった。正統十四年(1449)、英宗が北方に拉致されると、代宗(朱祁鈺)を擁立し、彼女は上聖皇太后と称された。天順元年(1457)、幽閉されていた英宗を立てて復辟させた。

呉賢妃(?~?)
  明の宣宗(朱瞻基)の呉賢妃。丹徒の人。洪煕年間、選ばれて太子朱瞻基の宮に入った。宣徳三年(1428)、朱祁鈺(代宗)を産み、賢妃に封ぜられた。代宗が即位すると、皇太后となった。英宗(朱祁鎮)が復辟すると、また宣廟賢妃と称した。成化年間に薨去した。

孝荘銭皇后(?~1468)
  明の英宗(朱祁鎮)の銭皇后。海州の人。正統七年(1442)、皇后に立てられた。英宗が土木の変でオイラートの捕虜となると、宮廷の資金を集めて英宗の解放のために運動した。また上天の加護を求めて祈祷を重ねた。哀哭はげしく、右眼を失明した。英宗の帰国後、南宮に幽閉されたが、いつも英宗のそばにあって慰めた。子がなく、周貴妃の産んだ朱見深(のちの憲宗)を皇太子に立てさせた。英宗は銭皇后の千秋万歳ののち、自分とともに葬るよう遺言した。英宗が崩じ、憲宗が立つと、先帝皇后たる銭氏と憲宗の生母たる周氏の尊号をどうするか論争が起こった。宦官の夏時が周貴妃を支持したが、大学士の李賢らが銭皇后を支持して、銭皇后は慈懿皇太后と号した。成化四年(1468)六月、崩じた。


大明皇妃 -Empress of the Ming-#62(最終話)あらすじhttps://plaza.rakuten.co.jp › diary
2020/12/12 — 大明风华 Ming Dynasty 最終話「永遠なる航海へ」 奪門の変により朱祁鎮(シュキチン)は復辟、天順(テンジュン)と改元した。 しかし皇太后・孫若微(ソンジャクビ)は ...

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大明皇妃 -Empress of the Ming-#62(最終話)あらすじ
大明风华 Ming Dynasty
最終話「永遠なる航海へ」

奪門の変により朱祁鎮(シュキチン)は復辟、天順(テンジュン)と改元した。
しかし皇太后・孫若微(ソンジャクビ)は皇帝となった息子と会おうとしない。
祁鎮は足繁く母の寝宮に通い続け、やがてようやく面会が叶った。

母は身繕いもせず、すっかり老け込んでいた。
「どうすれば于謙の命を助けられる?一体どうすれば37名の官吏を解放できるの?」
「徐有貞(ジョユウテイ)が言うには、于謙は例え功を成そうとも私への罪がある
 殺さねば政変は過ちに…」
「ではお前は正しいと?」
すると祁鎮は初めてこれまでの恨みをぶちまけた。
「オイラトの雪の上に寝転び凍死しかけた時、この国にいる者は誰も救いに来なかった
 責任も感じておらぬ、帰還後は子の毛布の用意がなくても謝罪に来ません 
 オイラトの捕虜となった皇帝は死ねとでも?!
 ただ生き長らえることは恥以外の何ものでもありません!」←いやだって自業自…(´゚艸゚)
「救出に行かずにいた私を恨んでいるなら監禁でも投獄でもすればいいわ…
 縊死(イシ)でも服毒でも受け入れる
 でも于謙は殺しては駄目よ…37人の官吏も免罪してちょうだい
 祁鈺(キギョク)には私心があった、でもあの者たちを登用したのは英才だからよ?
 于謙は類稀なる無双の国士なの!お願いよ…」
祁鎮は母の手を握りしめ、他人のために家族が仲違いする必要はないとなだめた。
しかし母は涙ながらに于謙を殺さないて欲しいと懇願する。
「…できませぬ」
「分かったわ…私の愛は濡れた綿入れゆえ、ついに脱ぐと言うのね」←まだ着てたんかーい(゚ロ゚ノ)ノ
「脱げば寒いですが…前に進みます」

外は雨になった。
若微は息子の説得をあきらめ、簾を巻き上げて冷たい風を部屋に入れる。
「いいわ、君臣の義は断ったから、親子として話をする…
 私の姓は″景(ケイ)″、父は景清(ケイセイ)、建文(ケンブン)帝の臣下だった
 私は10年、訓練を受け、刺客として宮中へ入ったの
 お前の太爺爺は最後の北伐前、遺詔にこう記した…″私を殺せ″とね」
祁鎮は母の突然の告白に呆然としていた。
「程なくして私はお前を身ごもった…満ひと月のお祝いの時、お前の爹も私を殺そうとしたわ
 ふっふははは…これがお前たち朱一族よ、幸い私とお前の爹の間には苦難を共にした恩情があった
 あの人は死ぬ前、殉職者の名簿に私の名を記しては消したわ…7回もね
 そして私に誓わせた、我が子が即位したら死ぬまで補佐をすると…」
すると若微は呆気にとられている息子の両肩に手を置いてじっと見つめた。
「わが子よ、お前は母を2度も救った、その恩は一生分の涙で返したわ…
 でもお前は私の信念を打ち砕いた
 今日で親子の縁を断ち切る…もう朱家に借りはない、朱家も私に借りはなくなった」
「にゃん、嘘でしょう?先ほどの話は作り話で、私を騙しているのでしょう?」
「…この朱家で生き残れる者は生ける屍だけ…(  ̄꒳ ̄)死して屍、拾う者なし♪←言ってないw
 しかと皇帝を努めなさい、私の命はもう長くないから安心して…」
祁鎮は母の腕を強く握りしめて離さなかったが、若微はその手を振り払った。
「これでお別れよ」
徐有貞(ジョユウテイ)と石亨(セキリョウ)は天順帝に謁見した。
祁鎮は母のため于謙の件を切り出そうとしたが、すでに処刑されたと知る。
実は礼部尚書・徐浜(ジョヒン)が故郷の杭州(コウシュウ)に埋葬してやりたいと、于謙の骸を回収していた。
徐有貞は逆臣を郷里に戻して埋葬することは律令に反すると上奏したが、祁鎮は不問にするという。
「それから于謙の家族も流刑に処すな…詔獄に入れた37名の官吏も解放し、調査だけすれば良い
 結託して朝廷を乱した事実がなければ復職させよ」
祁鎮はかろうじて曽祖父と同じ轍を踏まずに済んだ。

病の床に伏せっていた皇太妃・胡善祥(コゼンショウ)の命は風前の灯火となった。
若微は皇太妃の寝宮を訪ね、ようやく姉として妹のそばにそっと横たわる。
「蔓茵(マンイン)…」
「来たのね、でも私はもう逝くわ…あなたは息子に逆らっては駄目よ…あなたのことも殺すわ
 祁鎮はすでに″龍″になったのだから…」
すると胡善祥は自分が死んだ後の心配をした。
「私が永遠の眠りについたらまぶたを閉じてね、そして立派な棺桶に納めてちょうだい
 誰も私と同じ墓には入りたがらない…良い場所を選んで埋めて欲しいの」
「分かってるわ、私に任せて」
「祁鎮は祁鈺にどんな諡号(シゴウ)を与えたの?」
「戾(レイ)王よ…嫌だけど仕方がないの、誰も私に許可を得に来なかったから」
胡善祥は哀れな息子を思って涙した。
「ここにいるのは姉妹だけ、子供の頃みたいに無邪気に思いつくまま話すの
 でも悲しい話や不愉快になる話はやめましょう?いいわね?」
若微は胡善祥に水を飲ませようと起き上がった。
その時、椅子の上に子供の頃、姉妹で飼っていた猫が座っているのが見える。
「この猫、まだ生きていたの?!ずい分、長生きね?そうだ、少し遊びましょう?」
「…遊ぶの?」

若微は胡善祥を起こし、背中に布団を挟んで座らせた。
「姐姐…早く死にたいけど怖いの…私はこれまで悪事を重ねてきて大勢の者を傷つけたわ
 その者たちが皆、手ぐすねを引いて待っているかも…」
すると若微は胡善祥に手綱がわりの紐を持たせ、その前に座って鞭がわりの如意をつかんだ。
まだ両親の愛情の下で幸せに暮らしていた頃、若微はこうして蔓茵と馬車ごっこを楽しんだものだ。
「私が馬車を御して家まであなたを連れて行くわ、空には父上が…私たちの家は(ほら)あそこよ」
「父上は私たちを受け入れるかしら?」
「もちろんよ!私たちを恋しがってるに決まってるわ…さあ出発よ!」

胡善祥は無邪気だったあの頃に戻り、本当に馬の鈴の音を耳にした。
「風が…強いわね…」
「今、峡谷を通っているわ~!」
「姐姐…心地いいから横になるわね、あとは全部任せるわ…」
「うん!(はっ!)蔓茵、あの人が見える?幼少から宮中で育った人よ?」
蔓茵はそれが胡尚儀だと分かった。
「姑姑…申し訳ないことをしたわ」
「もう許している、本当よ、あなたを責めない…あ、見て!父上たちが家で持てなしてる
 ほら?姑姑があそこにいる!皆であなたの帰りを楽しみに待っているわ!」
若微は家に向かって鞭を入れたが、突然、行く手を阻む者が現れた。
「あなたは誰?え?蔓茵は通せない?理由は?
 いい?聞いて、蔓茵のような者は他にはいないわ、多くの苦難を受けてきたの!
 これまで多くの嘘をついてきたし、大勢の者を傷つけたわ
 でも天はそれらの貸しを全て回収したはず、私の妹は全てを失ったの、まだ貸しがあると?
 だったら私にその全てを負わせればいい!お願い、蔓茵を通して…
 聞いた?…通れるわ!天が許してくれたわ!」
若微が天の扉を開けると、すでに目を閉じていた蔓茵も眩しい光を感じる。
「娘(ニャン)…」
「″蔓茵、お帰り~あなた、早く来てちょうだい、お待ちかねの人が来たわ~″」
若微は母の声を真似て蔓茵を見送る。
これで妹は無事、両親に迎えられる夢を見ながら旅立っただろうか。
「妹妹…ゆっくり休んで、家に着いたわ…ありがとう、ずっと私のそばにいてくれて
 蔓茵、あなたも私に感謝してね」
しかし蔓茵はもう何も言ってくれなかった。

若微は心身ともに疲れ果て、病の床についた。
そんなある日、徐浜がやって来る。
若微はオイラトで祁鎮と心を通わせた徐浜も政変に関与していると疑い、自分に用などないはずだと突き放した。
「皇上に伝えて、私はもうじき死ぬ、あなたたちの邪魔はしない」
すると徐浜は于謙が生前、記したという詩を見せた。

…千錘萬鑿出深山(槌や鑿を幾度も振るい深山に出でる)
…烈火焚焼若等閑(烈火に焚焼するも等閑のごとし)
…粉骨砕身渾不怕(この身や骨が砕けようと恐れはせぬ)
…要留清白在人間(潔白であることをこの世に残せるのなら)
(石灰吟)

于謙の処刑の日、北京城は民たちの泣き声に包まれた。
誰もが処刑されてやっと于謙が忠臣だと分かったのだろう。
実は于謙の亡骸を故郷へ運んだ徐浜は杭州の三台山に小さな祠堂を建てていた。
今ではひそかに参拝する者もいるという。
「正義は心の中にあるのだ、于少保の英霊は西湖と共に語り継がれる
 処刑もまた于少保には本望なのだ」
安堵した若微は祠堂の土地を拡張して于謙の子孫たちに祀らせるため、自分の宝飾品を全て換金することにした。
すると急に虚しさに襲われ、若微は泣き崩れてしまう。
その時、はたと年賀で于謙から画をもらったことを思い出した。
「双喜(ソウキ)、あの画を持ってきて!」
若微はこの画を于謙の祠堂に掲げるよう命じ、その前に自ら筆を入れる。
…于謙よ、己の身を顧みずに奮闘した
…命より忠義心を選ぶは計り知れぬ度量である
…誠に天地をも感動させた
…幾度も歳月が巡るうちに、この世は変わるであろう
…世には利己的なものが多く、己の利のために束縛される
…だが人心は簡単に欺けず、天は悪事を決して許さぬ
…正のために死のうとも、悪に屈しては生きられぬ
…南を向いて再び拝み、笑みを浮かべて黄泉へ旅立つ
…孤高の忠臣は万古に語り継がれるだろう
…仰ぎ見る遺影に、清風のごとき気骨を感じる
若微は一気に筆を走らせたのち、力尽きたように寝台に横になった。

若微は早く任務に戻るよう徐浜を促した。
しかし徐浜が急に窓の帳を引き剥がし、寝所に陽の光を入れる。
若微は思わず手をかざして眩しい日差しを遮ったが、徐浜がその腕をつかんだ。
「死ぬなら死ぬがよい!″太后″が死ねば″若微″が生き返るからな!
 かつて南京城で両親を失い、武夷(ブイ)山で10年、武術を学んだ
 おかげで当初、世に馴染めずにいた、あの若微を呼び戻す!
 若微はどこだ?私が連れ去ってやる!」
徐浜の言葉に若微は思わず涙があふれ出した。
「太后として十分よくやってきた…もうよいだろう?航海に出よう」

徐浜は皇帝の寝宮を訪ねた。
しかし徐浜が母を連れて航海に出ると聞いた祁鎮は激昂、これまでの不満が爆発する。
「チムグの最期の言葉は何だと?!″徐先生、助けて″だ!…あの時、どこにいた?!
 皆、于謙のために泣くがチムグには?!
 分かっている、于謙を殺したのは過ちだ、だが仕方なかった」
「私を補佐に任じたが、もう教えることは何もない…これでお別れだ」
祁鎮は急に不安になり、行かないで欲しいと懇願した。
2人が去れば自分は独りになってしまう。
「…太后はもう死んだんだ」
「嘘だ!あり得ぬ!」
「ここにいても数日の命だ!母上の心はすでに灰も同然なんだぞ?!
 息子には会わぬと、お前はどうだ?母に合わせる顔が?!」
祁鎮は皇帝でもできないことがあると訴え、チムグも母も死んでしまうと怯える。
すると徐浜はその場で平伏し、嘆願した。
「太后の命が消えかけており、生きる気力を失っている…解放してくれ
 このまま死なせるのか?!命がけでそなたをオイラトから取り戻してくれたのに!
 …太后の座から降ろし、活路を与えてやれ、生きていて欲しいのだろう?」
「私の母だっ!」
徐浜はこのまま留めれば若微の心血が干上がり、自分も生きる意味がなくなると訴えた。
「ならば殺してくれ…」
「はぁ~で2人でどこへ?」
「遠くの地へ、二度と戻らぬ、死んだらその地に埋めてもらう」
祁鎮はついに決心した。
「よかろう、皇宮を出たら詔を下す、そなたを捕らえよとな
 そなたが少しでも中原に足を踏み入れたり、近づきでもしたら、決して許さぬ…」

祁鎮はひとしきり物に当たり散らして暴れた。
やがて疲れて椅子に座ると、転がった瓶からコオロギが飛び出す。
するとがらんとした寝所にコオロギの声だけが虚しく響き渡った。

神話によると″三生石(サンセイセキ)に刻まれた縁なら再会できる″という。
2人の名前が刻まれているかどうかは分からないが、若微と徐浜は再び縁に導かれ航海に出た。
「後悔している、もっと早くそなたを連れて旅立つべきだった」
全てのしがらみを断った若微はついに夢を叶えた。
…航海に出る時は連れて行ってくれる約束よ?…






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