江戸市中の時刻の標準は江戸城で打たれる時の太鼓だった。昼と夜の十二刻に太鼓が打たれる。登城、下城、その他の公務がこれに従う。しかし、江戸市中に全部聞こえる訳ではないから市中に九箇所ほどの公認の鐘撞堂が寺院とそれ以外の鐘撞堂の区別なく指定されていた。そこには、鐘撞番が居て交代で時の鐘を鳴らしていた。有料であった。それぞれの鐘の音が聞こえる範囲に住む人たちが支払う事になっていた。町家だけでなく武家も料金が徴収されたそうだ。間口一間につき三文で大名屋敷の多い所が儲かったそうだ。
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