読書など徒然に

歴史、宗教、言語などの随筆を読み、そのなかで発見した事を書き留めておく自分流の読書メモ。

播州三木城

2007-04-13 20:32:48 | Weblog

昨年10月、業者仲間で鷲羽温泉へ行った。途中、山陽自動車道の三木サービスエリアで休憩した。丁度そのとき私は司馬遼太郎の歴史随筆をバスの中で読んでいた。播州三木城について書いてある部分を偶然に読んでいた。「ここの事だ。」とバスから飛び出しサービスエリアの建物に入り地図を見たが三木城がどこにあるのか確かめられなかった。三木城は別所長治の居城で有る。その頃、信長が毛利を打とうとしていた。秀吉はその命を受け別所長治を身方につけようと働きかける。姫路城の黒田官兵衛の勧めで一時は織田方に付くが後に毛利方に戻ってしまった。別所は室町時代からの武家の名門の誇りが有り、出自の分からぬ秀吉を相手にしなかった。結局これが別所氏の命取りになった。秀吉に城を取り囲まれ二年の篭城の後、別所一族は壮烈な最期を遂げるのである。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿