読書など徒然に

歴史、宗教、言語などの随筆を読み、そのなかで発見した事を書き留めておく自分流の読書メモ。

「義和団の乱」で思い出したこと

2007-06-01 14:53:36 | Weblog

義和団の乱をテーマにアメリカで「北京の55日」と言う映画が作られた。私が高校の頃だから45年ほど前になる。ブラザーズフォアがその主題歌を歌い、当時のヒットチャートの一位を暫く独占していた。The year was 1900,'tis worth remembering.The men who lived through 55 days at Peking.と言う歌詞が40年以上経った今も忘れず頭にある。義和団の事件の年号も従っていまだに覚えている。この歌詞の中で義和団の乱は'Twas called the Boxer Insurrectionと歌われている。字引ではBoxer Rebellionになっている。チャールズヘストン(後の全米ライフル協会の会長)が主役で日本の伊丹一三が柴中佐の役でヘストンと競演していた。伊丹一三は後の十三で「マルサの女」などの映画監督である。他にデビッド・ニーブンやエバ・ガードナーなどの豪華な配役もいた。ついでに思い出した事がある。大学に入ってから「明治中末期の官僚政治」と言うテーマで講義をしていた前島と言う教授が言っていた事である。「あの映画を見てきた。あれは嘘や。あの乱では日本軍が中心になって勝ったんや。」と。確かに日本軍はあの事件によって軍として国際的に高く評価を受けた事は歴史上の事実であるらしい。

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