読書など徒然に

歴史、宗教、言語などの随筆を読み、そのなかで発見した事を書き留めておく自分流の読書メモ。

「硫黄島からの手紙」から

2007-03-22 17:12:15 | Weblog

守田比呂也のブログが目に付いた。どこかで聞いた事の有る名だと思った。昔、NHKの人気ドラマ「事件記者」の登場人物である。元日本海軍兵だと聞いて驚いた。そのブログの中に旧軍人の会が有り、その時の話が記されている。「栗林中将が硫黄島の司令官として赴任した時、軍服に満艦飾の如く勲章をぶらさげていた。」「全員玉砕の最前線へ行く司令官があんなに勲章を飾りたてるかね?」「しかも、参謀肩章をつけていたぞ。」「硫黄島の日本軍にジープがあるわけないだろう!」などである。そう言えば私の知り合いにも若いが旧日本軍、自衛隊、警察官など制服組の人事や階級、はては給料体系にまで詳しい人がいて、その人も言っていた。二人の憲兵が住民に夜、犬がうるさいのでその犬を殺すように指示する場面がその映画の中に出てくる。ところがその憲兵の内の一人が憲兵の腕章を付けているのは間違っていると指摘したのだ。この映画の監督がクリント・イーストウッドで日本軍の体制、システムまで詳細までは知りえないだろうと思った。



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