ティーガーデン

大好きな紅茶を飲みながら、日々の生活で
咲いた花々(さまざまな素敵)をご紹介していきます。

 抹茶生チョコレート  京はやしや

2009年09月06日 23時39分26秒 | Sweets
京都は三条大橋近くに「京はやしや」と言うお店があり、独身時代、時々友人と、訪れていた記憶があります。

ほっと落ち着ける喫茶店で、レトロ喫茶+老舗のお茶屋・・・みたいな雰囲気だったような気がします。
その頃はその頃で、素朴ながらも、かなり美味しいスイーツ+お茶だった記憶がありますが、今はさらに磨きをかけた、モダンチャノユに進化しているようですね。

その証拠に、京都から東京に進出して、東京ミッドタウンや青山と言うお洒落なお店の集合体のような場所に、店舗を立ち上げています。

東京ミッド・タウン店で販売されていた抹茶生チョコ~



こんな和風な入れ物に「京林屋」と言う印が入っています。



↑抹茶がそのままのっているのでしょうか?グリーン色のチョコに、鮮やかなグリーンの粉。



頂いてみました。
相当自分好みの味でした。
濃厚すぎず、柔らかめの羊羹のような食感が気に入りました。
ゆっくり味わえる感じ。口内に広がった風味が美味しい余韻をいっぱい残してくれます。

高価な商品なので、頻繁には食べる事はできませんが、近くへ来たら、又買ってみたいな~

コメント (2)
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華やぎのジュエリーから煌きのガラスへ  ルネ・ラリック

2009年09月06日 20時32分12秒 | else
とにかく、一人間の一生涯に、これだけの優美で素晴らしい作品が作られたなんて・・・と思うほど、幅広い作品を残し、今も息づいているルネ・ラリックの作品に、深く感銘致しました。

今回の展示品は、約400点くらいだったようですが、それ以外に、個人コレクター等の手に渡っている作品も数多くあると言われています。

その作品は、アール・ヌーヴォー→アール・デコの、両時代のそれぞれの特徴を反映した、素晴らしいデザインです。

1860年にフランスシャンパーニュ地方で生まれ、パリで育ち、1945年に亡くなるまで、数々の苦労もおあリだったでしょうが、展示コーナーの説明書き、そして作品を観た限りの、私の印象は”華々しい成功をおさめた人”と言うイメージです。

第1部の、華やぎのジュエリーから、第2部の煌きのガラスまでのすべての作品を観て、どの作品にも、一切の暗の部分を感じませんでした。どれもが繊細で、優美な印象でした。ポジティブに生き、人にも恵まれた人生だったように思えます。

1900年パリ万国博覧会で、ラリックのジュエリー作品が、大きな注目を集め、名声を得ました。
普通の人ならここで名声を得たことで、ジュエリーひとすじに、走って行きそうなものですが、ラリックはさらに、ガラス工芸家として、活躍の場を広げて行きます。



ジュエリーデザインをしている頃から、宝飾品の素材の一部にガラスを取り入れていたが、本格的に、ガラス工芸家として活動し始めるきっかけとなったのが、香水商の、フランソワ・コティとの出会いでした。

コティの注文により、香水瓶のデザインをしました。
その瓶は、中に入れる香水のコンセプトにあった、イメージのものにする為に、その香りのイメージを想像してデザインしたようです。
それが高い評判を呼び、当時の香水の他の会社から、たくさんの注文が来たようです。
いくつもの香水瓶を拝見しましたが、とにかく女性らしく、エレガンスで素敵なものばかりでした。数も相当ありまして、見ごたえがありました。

最終的には、ガラス工芸家として、幅広い作品を作り出し、幅広い注文の依頼にこたえて行くこととなります。

アクセサリーはもちろんのこと、香水瓶・花瓶・置時計・テーブルウエア。

そして驚くのは、空間ガラスデザイナーとも言うべきかというくらいの大仕事までやってしまいます。
1920年から1930年代には、豪華客船やオリエント急行の客車等のインテリアや、レストラン・ホテル・邸宅の装飾を引き受けます。

そして、シボレーやジャガー、ロールス・ロイス等の車のボンネット先端に付ける、ガラスのカー・マスコットまで、デザインしてしまいます。
これは粋で結構カッコイイのですが、壊れるといけないということで、車を止めてから付けたりと、気を遣うことが多かったようです。実用品としてはどうかなと言う感じでしたが、本物を見ると、美しいの一言でした。

最後のコーナーの「テーブルを彩るアート」のところは、本当に素敵でしたね。
水辺に浮かぶハスをイメージしたガラスばかりのテーブル・セッティングが、ものすごく印象的でした。
そして、東洋趣味でもあったと言うことで、数々のグラス等に「トウキョウ」「コウベ」等のネーミングが付いたものも。
グラスにあたる灯りが、まるで東京や神戸の夜景を思わせるような煌きで、すごく美しかったですね・・・。
国際交流にも、ラリックの作品は、とても活躍したようです。

本物の作品に触れ、秋一番の素敵な時を過ごせました~


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