GOODLUCK'S WORLD

<共感>を大切に、一人の男のスタンスをニュース・映画・本・音楽を通して綴っていきたい

「9月最初の休日」

2011年09月11日 | Weblog
 8月が終わり私の仕事も一段落、先日の休みにゴルフと映画を楽しみました。ゴルフの結果は45.46の91でした。当日タイガーズGCでバックを開けると、なんとパターを自宅に忘れてきたことに気づきました。自宅の絨毯でいつも練習しており、当日車の中のバックに入れ忘れていたのです。マスター室で借りましたが、これではゴルフになりません。

 クラブハウスのメンバー表には、ハンデ20の所に私の名前があり、ハンデ1の所にはタイガースの監督、同い年の真弓明信氏の名前が輝いていました。米国の有名なプロゴルファーがこんなことを云っています。「ヘタでも面白いのがセックスとゴルフだ」本当にその通りです。ハンデキャップ20でもいつも面白い。ヘタなショットにもへこたれず楽しめるのがゴルフです。私のような探求者は、ドンドン深みにはまる面白さを秘めています。

 色々なゴルフ教本を読みましたが、人それぞれに体型も体力もクラブも違います。全ての人に当てはまるスイングなど存在しないのです。だったらどうすればいいのか、自分なりのスイングを探求する以外にないのです。私はそう思っています。オリジナルの追求が私の人生スタンスであることは、皆様もよくご存じのことと思います。最近は寄せと呼ばれるアプローチショットでどの教本にも載っていない打ち方を身に付けて、寄せの楽しみを倍増させています。ドライバーも今回も80%好調でした。(これはなかなかないことなのです)
 最近力を入れているのがアイアンです。今回4つあるショートホールの3つをニアピン(同じパーティーの仲間と競い合う)を取りました。好調の証です。ただ、パターは今回は自分のパターではなかったので、日頃の練習の成果が発揮できずとても残念でした。

 仕事でも大切なことはオリジナルを目指すことです。それがアイデンティティーの構築になることを意識して下さい。オリジナルの追求はワクワクさせるものがあります。与えられた仕事でも楽しめるのです。オリジナルの追求は新しい視点にも気づかせてくれます。長時間労働であってもストレスを感じさせないのです。これが周囲をいつのまにか圧倒していくのです。「仕事とはアイデンティティーの構築」だと思って下さい。


 翌日の映画観賞は、連れ添いを誘ってナイトデイト。場所は堺のMOVIX。20:20からのレイトショーで「シャンハイ」を選びました。コン・リーファンには見逃せない映画です。山口百恵を彷彿させる表情には、豊かな母性愛のようなものは感じられませんが、冷たそうなその横顔に、とても強い思い、深い情を感じずにはいられない、これが彼女の魅力です。

 彼女を最初に見つけた映画は「さらば、わが愛/覇王別姫」(はおうべっき) (1993) です(超お奨め必見の映画)。その後では、「活きる」(1994)、「上海ルージュ」(1995)、「花の影 」(1996)、「始皇帝暗殺」(1998)、「SAYURI」(2005)、「マイアミ・バイス」(2006)、「王妃の紋章」(2006)に出演。特に「SAYURI」と「マイアミバイス」の彼女の演技が印象に残っています。

映画「シャンハイ」を一言で表現すると
「男達は与えられた役目をまっとうしようとしながらも、必死に己の女を守ろうとし、
 女達は自らの信念に基づいて命をかけた」となります。


連れ添いは帰宅する車の中で一言「バカなのはいつも男達」と呟き、

私は「女達はいつもそれが分からない」と呟き返しました。