GOODLUCK'S WORLD

<共感>を大切に、一人の男のスタンスをニュース・映画・本・音楽を通して綴っていきたい

「草剛くんに同情しつつ…」(下)

2009年04月28日 | Weblog
次に羅針盤は何に当たるのでしょうか?

「自分が信じるもの、そして守ろうとしているもの」です。

 しかし、この想いは若ければ若いほど不確かなものであり、危ういものです。
多くの知識や経験から得られた教養が、その想いの是非や正義を洞察できますが、若いときに教養を身に付けている人は皆無です。だから正しいと云えど、とても危ういのです。
その想いを確実で堅固なものにするために、様々なトライ&エラー、正しい情報の収集、
歴史上の出来事や登場人物の歴史や心情を踏まえながら教養を蓄えていくしかないのです。しかし、究極の真理を手に入れることは不可能なことのようです。学ぶ道に終着駅などないと云われる所以です。

 人生で一度は、大切な人、大切な家族を守らなければならない、ここ一番という瞬間に遭遇するようです。このとき誤った判断や、誤った道を選ばないように心がけなくてはなりません。その大切な瞬間は、自分が好調な時期だったり、不遇の時期であったりするようです。決して誰かが、「今ですよ、大切な時は」などと耳打ちはしてくれません。また、しっかりと自立しようとしている人にしか気づかない瞬間でもあるようです。

 一度だけの無常の人生を価値あるものにするために、その時を見落とさないように。そして自分にとって大切な人を見過ごさないように。自分にとって、良きにつけ悪しきにつけ大きな影響を与える出来事や人との遭遇で誤った判断をしないようにしたいものです。

 SMAPの草剛君の失態話を脹らませ過ぎた日記になってしまいましたが、失態は誰にでもあると思って欲しいのです。スターになった彼には大きな失態ですが、スターと云えど生身の人間には変わりがありません。少女にいたずらしらり、サギ行為をしたり、暴力で相手を傷を負わせたような重犯罪行為ではないのです。

 さんまやビートたけしならこの種の失態を難なく笑って芸や売りの一つにしてしまうでしょうが、草君の繊細なキャラではきっと困難に違いありません。学校での失態(おしっこや便をもらすetc.)で戻れなくなって引きこもりになった話は決して少なくはありません。以前吾郎ちゃんの事件の時もSMAPのメンバーの励ましが一番影響があったようです。仲間の力で元気づけて草君の繊細な心がめげないようにしてあげて欲しいと心から思います。