「鎌倉殿」頼朝ゆかりの茅ケ崎
歴史スポットを動画で発信
1/7(金) カナロコ
源義経の亡霊伝説が残る
「旧相模川橋脚」
(茅ケ崎市観光協会提供)
NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の放
送開始を捉え、神奈川県茅ケ崎市内にある
源頼朝ゆかりの地を紹介する動画が制作さ
れた。同市内にキャンパスを置く文教大や
市内事業者などで構成する「地元から発信
する旅づくり会」(事務局・同市観光協会)
が手掛けた。
動画では、丹後局(たんごのつぼね)が出
産した源頼朝の子のえな(胎盤)を埋めた
と伝えられる「旧跡懐嶋山(かいとうざん)
の碑(えな塚)」(同市西久保)、源義経
の亡霊伝説が残る国史跡・国天然記念物の
「旧相模川橋脚」(同市下町屋)、頼朝の
先祖義家が戦勝を祈願した「鶴嶺八幡宮」
(同市浜之郷)など市内5カ所を取り上げ
ている。
1月中旬にはゆかりの地の紹介と人物相関
図や周辺のグルメ情報を紹介するなど市内
の散策に使えるマップも作成し、同協会な
どで配布する予定。
同協会は「源頼朝ゆかりの地を通して、
茅ケ崎の新たな魅力を発見してもらえれ
ば」としている。問い合わせは、同協会
電話0467(84)0377。
用意した750着は即完売
「鎌倉シャツ」が初の作務衣に挑戦
1/7(金) カナロコ
作務衣をまとう朝比奈住職(右)
と大津さん=鎌倉市山ノ内の浄智寺
鎌倉シャツの愛称で親しまれるアパレル会
社「メーカーズシャツ鎌倉」と古都の寺院
が協力し、機能性とデザイン性を高めた僧
侶らの作業着「作務衣(さむえ)」が誕生
した。
コロナ禍を転機に同社が地元のためできる
ことを探る中で生まれ、「まちのつながり
で生まれた作務衣。さまざまな人の生活が、
鎌倉発の品で心地よく楽しいものになれば」
と思いが込められた一品は一般にも人気が
広がり、即完売の入荷待ちとなっている。
住職や僧侶の声から使いやすさを追求した
新しい作務衣は、財布や鍵を落とさないよ
うなポケットを付けたり、胸元がはだけに
くい構造にしたりと工夫が凝らされている。
1着約2万円で昨秋にウェブサイトで発売
すると、用意した750着を完売した。
有名デニムメーカー「カイハラ」(広島県)
の耐久性の高いデニムを使用。国内工場で
シャツと同様の丁寧な縫製に仕上げた。
1年以上の試行錯誤を重ね完成させたメー
カーズシャツ鎌倉(神奈川県鎌倉市雪ノ下)
の貞末哲兵副社長(44)は「ストレッチ
が効いて動きやすく、かつ上品なシルエッ
トに妥協せず作りました」と胸を張る。
神奈川で150人以上けが
大雪で転倒や事故相次ぐ
1/7(金) カナロコ
日陰などには雪が残り、滑りやす
くなっている
=7日午前8時半ごろ、横浜市内
「南岸低気圧」に伴う大雪で、神奈川県内
では150人以上がけがをしたことが7日、
神奈川新聞社のまとめで分かった。歩行中
の転倒が目立つが、手などを骨折するケー
スや雪かき中の負傷者も出ている。
【写真特集】
大雪から一夜明けた神奈川県内の様子
横浜市内では、大雪注意報が発表された6日
から7日にかけて、雪の影響で転ぶなどした
63人が病院に運ばれた。川崎市では54人
が負傷。車やバイクのスリップ、自転車の
転倒も相次いでいる。
相模原市では8人がけがをした。同市中央
区では6日午後11時50分ごろ、雪かき
をしていた40代男性が転倒し、腰などに
軽傷を負った。
このほか、藤沢、鎌倉、海老名市などでも
負傷が出ている。
神奈川・平塚 歩道に乗り上げ
オートバイの男性死亡 自転車の
女性は重傷
1/7(金) カナロコ
平塚警察署
7日午後3時15分ごろ、神奈川県平塚市
河内の市道で、秦野市西大竹、会社員男性
(59)のオ-トバイが対向車線の歩道に
乗り上げ、近くに住む無職女性(70)の
自転車と衝突した。男性は胸などを強く打
ち、搬送先の病院で死亡した。女性も左足
骨折の重傷。
平塚署が事故原因を調べている。署による
と、現場は片側1車線の直線道路。事故当
時、路面に雪は残っておらず、凍結もして
いなかったという。
川崎・宮前区 擁壁に衝突、
タクシー運転手の70歳死亡
1/7(金) カナロコ
宮前警察署
7日午後1時半ごろ、川崎市宮前区菅生ケ
丘の市道交差点で、タクシーを運転してい
た近くに住む男性(70)が、道路脇の擁
壁に衝突した。男性は全身を強く打ち、搬
送先の病院で死亡が確認された。宮前署が
事故原因を調べている。
署によると、現場は信号機のない丁字路交
差点で、片側1車線の緩やかな右カーブ。
男性は進行方向左側の高さ約80センチの
コンクリート製の擁壁に衝突した。
「日照り十分、平穏な一年に」
神奈川・大山阿夫利神社で筒粥神事
1/7(金) カナロコ
小さな竹筒に入ったかゆの米粒を
慎重に数える大山阿夫利神社の神職
=伊勢原市大山
竹筒に入ったかゆの米粒の数で今年の農作
物の豊凶や天候を占う「筒粥(がゆ)神事」
が7日、神奈川県伊勢原市の大山阿夫利
(あふり)神社下社で行われた。目黒仁宮
司(68)は「梅雨も例年通りで夏も日照
りがよく暑い。総じて平均以上だが、秋は
少し気を付けた方がよさそうだ」と予想し
た。
【写真で見る】
大山阿夫利神社の筒粥神事
江戸時代から300年以上続く伝統行事。
地元産の米などを釜で炊いてかゆを作り、
神職が細い竹筒ですくい取っていく。竹筒
には米の「わせ」や「なかて」、「おくて」
のほか、豆類やダイコンなど収穫期が異な
る農作物18種類の名前が書かれており、
筒内の形が整っている米粒を数えて作柄や
気候の変化を占う。
東急値上げ、初乗り140円に
23年3月から 通学定期は据え置き
1/7(金)カナロコ
(写真:神奈川新聞社)
東急電鉄(東京都)は7日、2023年
3月から、こどもの国線を除く全路線で
初乗り運賃を10円程度値上げすると発
表した。現在は大半の路線で交通系IC
カードの場合126円、現金は130円
としているが、140円に統一する。新型
コロナウイルス感染症の影響で落ち込んだ
業績の改善が目的。国土交通省に同日、認
可を申請した。
認可されれば、同社の運賃改定は消費税率
変更によるものを除き、05年以来、18
年ぶりとなる。改定率は12・9%。通勤
定期も同程度値上げするが、通学定期は家
計の負担を考慮し、運賃を据え置く。
0107/2022