秦野、二宮、大磯、中井にものもうす~問題点検証します!

わが町の問題点をあきらかにし、住みよい町つくり。

大磯の左義長実施伝統守る

2022-01-23 00:37:42 | 日記

伝統の継承 誓う
大磯の左義長
タウンニュース

関係者のみで小さなサイトを
拵え点火した

新型コロナウイルスの影響で2年連続で中
止になった「大磯の左義長」の伝統を守ろ
うと、1月15日に大磯北浜海岸で大磯左義
長保存会(二梃木政義会長)らが小規模な
お焚き上げを行った。

大磯の左義長は、江戸時代から北浜海岸沿
いの下町9地区で小正月に行われてきた道
祖神の火祭り。各地区で集めた正月飾りな
どを積み上げて高さ7〜8mの「サイト」
を9基作り、無病息災などを願い火をつけ
る。国の重要無形民俗文化財にも指定され
ている。

今回は約50人の関係者が見守る中、軽トラ
ック20台分の正月飾りや藁、松の剪定枝な
どで作ったサイト1基に点火して疫病退散
を祈願した。二梃木会長は「昨年11月に今
年の左義長の中止を決定してから様々な声
を頂いたが、結果的に正しい判断だったと
思う。現在の状況は当時の誰にも想像でき
なかったことだが、何かが起きてからでは
遅い。来年こそコロナが収まり、みんなの
思いを一つにして、3年ぶりの左義長を盛
大に催したい」と願っている。

限定30人観覧受付中
森の中の音楽会
2月6日 奥津国道美術館
タウンニュース

マリンバ奏者・須貝孝太さん

延期となっていた公演の開催日決定のお知
らせ。奥津国道美術館(曽屋1758)で
2月6日(日)、「マリンバソロによるウ
インターコンサート」が開催される。開演
は午後3時(午後4時30分終演予定)。
デザートセット付き・入館料込みで、一般
3500円、小学生以下1500円。2歳
以下は膝上鑑賞無料。

森の中の音楽会として人気のミュージアム
コンサート。地元に居ながらにして生演奏
が聴けるのが最大の魅力。「秦野にもっと
音楽を!」と音楽を通して地域貢献活動を
している音楽家・石井貴子さん(ヴァイオ
リン)がプロデュースしている。

今回の出演は、秦野市出身の若手マリンバ
奏者・須貝孝太さん。演奏曲目は「小さな
空」(武満徹)、「四季」より〜冬〜第2
楽章「ラルゴ」(ヴィヴァルディ)、「ニ
ブルヘイム」(C.Z.マリヤン)ほか。
温かい音色で癒しのひとときを楽しんで。

限定30人(定員になり次第締切)。館内は
感染症対策を実施。換気のため途中休憩あ
り。申し込みは奥津国道美術館
【電話】0463・26・7312
(午前10時〜午後4時)へ。水・木曜日
休館。

東海大学前「ゴロー」
「家庭のカレー」提供し半世紀
惜しまれつつ歴史に幕
タウンニュース

「おばちゃん」と親しまれてきた
山崎さん

半世紀超にわたり東海大学の学生の胃袋を
満たしてきた「カレーとコーヒーの店ゴロ
ー」。惜しまれれつつ今年1月末に閉店す
るという。

この店をずっと一人で切り盛りしてきたの
が山崎静子さん(85歳・南矢名)だ。東京
生まれの山崎さん。戦争中は長野への疎開
生活を経験し戦後は仙台で農業を始めた。
裁縫が得意だったことから再び上京し、都
内で洋裁教室に携わった。ホテルマンの夫
と結婚し、農業時代に知り合った女性との
縁で、秦野の地へ。「この場所なら飲食店
しかない。学生が食べたいものと言えばカ
レーだ」という夫からのアドバイスでお店
を始めたのが1968年。

「全くの素人から始めたんだから」と元気
に笑う山崎さん。夫に連れて行ってもらい
各地のカレーを食べ歩いて研究、辿り着い
たのは「やっぱり家庭の味、お母さんのカ
レー」だった。看板メニューは野菜とチキ
ンの「ヘルシーカレー」とスパゲッティー
ミートソース。飾らないその味を楽しみに、
これまでに数えきれない学生たちが足繁く
通った。

カウンター越しに食事する学生たちの相談
にも乗ってきた。常連客の中には大学の職
員もいるため、悩める学生との橋渡しをし
たこともある。付き合いは卒業後も続く。
ある日OBのひとりが突然店を訪ねてきて
「おばちゃんのカレー食べて元気を付けて、
これから彼女にプロポーズしてくる」と宣
言して店を出ていった人もいたそう。年賀
状のやり取りは毎年150枚にも及ぶ。今
年の年賀状で閉店を知らせたら、その反響
は全国から続々。「これなんか、わざわざ
送っていただいたのよ」と、店に飾られた
花を見せてくれた。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする