よねの備忘録

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小学生と学習の自主性

2019-08-31 18:49:06 | 公立校の学習法・過去記事

「宿題は終わったの?」
「早く勉強しなさい!」
「いつになったら始めるの!?」

これらの言葉で勉強するようになった子どもを
よねは知りません。

子どもは本来「四六時中動き回って遊ぶ生き物」です。
机に向かって座っているのは本来「不自然」なのです。

子ども自身も、勉強をしなければならない必要性は感じています。

早くしなさい!」ではなく「いつするの?」

いつも時間に追われ「早くしなさい!」が口癖の親も多いですが、
「早くしなさい」は親の都合が入った言葉です。
宿題は翌日子どもが学校へ行くまでにやれば良いもの。
夜やろうが朝やろうが、いつやっても良いのです。

だったら「早くしなさい」と命令をして
子どもをうんざりさせるのではなく、「いつするの?」と
問いかけるように言ってみたらどうでしょう。
頭がスッキリしている朝にやりたいと思っている子どもだったら
「朝やるよ」と言って自発的にやる子もいるようです。

「早くしなさい!」を「いつするの?」に言い換えることによって、
子どもが自発的に動くようになる可能性が広がります。

子どもと一緒に計画を立てる。

帰宅してから次の日学校に行くまでの計画をたてましょう。
まず、15分単位で計画し、実行してみましょう。
例えば帰宅してから15分は算数の時間、
その後15分は国語の時間とし、その後は15分ずつ休みながら
トータルで30分ゲームの時間とするように、行動を15分単位で区切ります。

慣れてきたら15分を30分、30分を1時間というように、
子どもに計画を立てさせその通りに実行させる癖をつけていくと、
子どもに自発性が芽生えるようです。

情報という基準に子どもを当てはめることを止める

悩んだ時に、解決策を見つけることが出来るインターネットは便利ですが、
その情報に振り回されてしまっている親は少なくありません。

情報という基準に子どもを当てはめてしまうと
「何歳までに〇〇が出来ていなければいけない」などと思い込み、
出来ない子どもにイライラしてしまいます。

情報は参考程度に留め、子どもなりの成長を見守る姿勢が必要です。
「何で出来ないの!?」と子どもを叱ることは避けたいですね。

その子にあったレベルまで教材のレベルを落とす必要があります。
例えば、3ケタの掛け算に苦戦しているなら、2ケタに落とすとか・・
2~3学年下の教材まで戻ってやり直したほうが
結果的には早いことが多いです。
______________________________

子どもへの声掛けは重要です。

忙しく日々イライラしながら成り行きまかせに過ごした1日と、
目的意識を持って過ごした1日を10年重ねたら、
その差は間違いなく大きく違ってくるはずです。

目先の学力に捉われることなく、子どもの自発性を
助ける行動をすることが、結果的に勉強をできる子になります。



 

 

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