goo blog サービス終了のお知らせ 

枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

風邪かな?

2011年01月20日 | Weblog

 連休明けの仕事は、体がなまっているのか、どうも調子が出ない。頭も回転拒否である。えらいこっちゃ・・・。と呟きながらうろうろ。いかんなぁ、帰る頃になって、エンジンがかかり出す。年を重ねるという事は、こういうことなんだ。感心している場合ではないが・・・。昼食を摂ってからの帰宅なので、またまた気がだらけていく。

 しかし今日は、研修の宿題をしなければならない。それも提出期限はとっくに過ぎている。鼻水が出るのを、アケビ酒や枇杷酒を宥めて、PCに向かおうとしたが、部屋の片付が気になり始めた。何しろ、書籍が山になっている。読みたい物や、読んでおきたい本なので、PCの脇の机に積んである。このままでは雪崩が起きる。

 よっしゃ!!掃除をしよう。観葉植物やら、寒さ除けで避難している鉢を移動。それから書籍を、きちんと背表紙を見せて立て一安心した。そこで研修の宿題に取り掛かろうとしたが、ブログに変更した。どうも数学は苦手なので、後回しになっていく。だっから!何時まで経ってもわかんないのよねぇ。ほとんどため息に近い状態。

 人間の得意分野の分類では、私は家事になるだろう。まあ、仕事ではこれだけでは足りませんが、数値に関しては太刀打ちできません。数学の得意な方は、答えが決まっているんだから、間違うことがない。と、仰せになる。そうかな?数値も変幻自在だよ。物体の生命反応があるものでは、未知数のことが多いでしょう。言い訳。

 自然は、数値が測れません。地球が母体ですが、月や太陽の影響を、どれほど多く受けていることでしょう。では、1年間にどれくらい。って完璧に数値で表せますか?月の満ち欠けや、潮の満干潮では著しい違いがあったりするし、その誤差には表れない数値もあるはずですよ。生命体の反応が、地球に及ぼす影響は、無限では。

 今日は、大寒です。満月でもあるし、大潮ですね。こういった日には、大きな事故が起きます。或いは、殺人事件も、目を覆うような残酷なことになり得る。月と太陽が、人間に与えるエネルギーと、地球が吸収するエネギアは、想像もつきないでしょう。第六感のある人は、並外れて優れていますが、止めるには一人ではできません。

 歴史を変えることは、絶対にしてはならない。宮部みゆき氏の『蒲生邸事件』を読んで想い、『英雄の書』で、その使命を考えてしまった。力を過信したり、邪心で使うと、我が身に還り来る。人間とは生まれて来た時から、償いの路を歩んでいるのだろうか。自ずとは知らずしてではあるが。尤も、死ぬために生きてはいるのだが。

 りささんは、寒中のドクダミを飲んでくださるので、大寒になったところで掘っておきます。根槐ですが、甘いのですよ。臭みも殆どしません。薬効にも優れているようです。ドクダミは立春を過ぎてからお送りします。これは虫が入りませんからね。花芽茶は、お茶パックに入れていますので、明日には送れます。待っていてください。

 東天に観えていた木星も、冬になってから移動しました。現在は、西に傾いております。みずかめ座辺りです。ペガサス座の平行四辺形も観えていますよ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

花芽茶作り・・・

2011年01月19日 | Weblog

 今日は、昨日に続く休み。連休でした。友人の所まで、袋に詰め換えた枇杷葉と、木香バラの苗、枇杷葉エキスを持って行く。代わりに、枇杷苗をもらって帰る。帰宅した途端に、宅急便が届く。え?秋田・・・。なまはげ・・・?箱を開けてぶったまげた。林檎が箱一杯に詰まっていたよ。りささんのご友人ですが、戴いてよろしいのでしょうか?

 枇杷葉茶を、自分で送っておきながら、すっかり忘れておりました。何をどれだけ送ったかも定かでないのです。しかし困った。開けちゃったから、煙が出て来てしまって、元には戻らない。どうしたらよかんべ。と、すっかり考え込んでいます。こちらの親切も、時には迷惑なことにもなるんだ。と反省しております。

 枇杷葉は、寒い地域では、木が繁ったり花芽がついても、雪や霜にやられてしまう。千葉県も南房総は暖かいそうですね。ここら辺を境に、花芽は咲いても結実しなかったりする。或いは、枇杷葉自体が、霜にやられて育たないらしい。我が家には、幸運にも種は発芽しており、苗も育っていますから、御用途にはご一報ください。

 りささんの木も決めました。リエさんは、種から発芽させ、成育中なので心配はないようです。サンタさんには、同居人が木短らしいので、我が家で預かっています。こうやって決めておけば、必要な時にそこから採ればいいですから。管理するといっても、自然に任せていますからご安心を。有機自然栽培ですので、肥料代は要りません。

 私の有機自然栽培は、台所の野菜屑や、枇杷葉茶の飲んだ後を入れています。後は、糠と塩です。糠の価格は10kgが¥500で、塩は1kgがせいぜい¥300程度。その他には何も入れていません。あ・石灰は入れてます。枇杷葉自体が、野生の物で、ほったらかしで育つのです。庭に植えているのは、採集に便利だからです。

 昨日、持って来てくれた花芽が、ナイロン袋に一杯ある。これを市販のお茶パックに詰める作業が手間でもある。リエさん、新聞紙に包んで送りましょうか?冷凍庫に入りきりません。立春までに送らないと虫が入ります。私も、せっせと飲んではいるのですが、3年前(実家の分)のもあって、飲みきれません。冷凍庫を買ったのがいいかな?

 お正月に、枇杷葉を見ながらぼんやりしていたら。頭上に洸が降るように注いできました。あまりの美しさに、思わずシャッターをきった。我が家の枇杷葉には、時々不可思議なことが起きます。この枇杷葉は、田中です。りささんのに決めました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

たくさんの花芽

2011年01月18日 | Weblog

 知人が畑で作っている枇杷葉を、たくさん伐って来てくれた。45ℓのナイロン袋に3個あります。部屋の中に新聞紙を敷いて、枝から花芽を外して、葉も焼酎に漬けられるように選び、別の袋に入れていった。2時間近くかかったが何とか終える。友人に明日持って行こう。思いの外たくさんの花芽に驚いた。やはり旧暦で採るのがいいようです。

 我が家の庭は、雀のお宿です。枇杷葉の寒冷紗を物ともせず、賑やかに囀っている。花芽を食っておる。かと思えば、糠を啄ばんでいる。餌のない時期なので、我が家に集まってくるのだ。しかしうるさい。1羽2羽ならいいが、何十羽もいるんです。ため息をつきつつ、焼き鳥にするぞ!と、脅してみたが効き目はなかった。

 都会の方は、花粉症で悩んでおられるらしいが、田舎も同じです。昔の造りの家なら、そういったことには遭遇しないようにも思えます。人間の体も、良い物と悪い物が共生していなければ、アクシデントに見舞われた時、回避能力や、治癒能力が発揮できない。枇杷葉には、そういった自然の力、パワーが備わっていて、ここぞという時に活躍するようです。

 孫の通う保育園の園長先生。家に枇杷葉があるとのこと。自家用で飲むのでしたら、1回につき3枚程度の葉を、薬缶に入れて煎じるよう伝える。その後は枇杷湯に用い、堆肥にしてください。と付け加えた。枇杷葉茶にしろ、花芽にしても、やはりこの時期の物が最高によく、寒中の水で洗って焼酎に漬けたり、乾燥しておくのがいいようです。

 実は、銀河のお腹に異物を発見したのは、昨年の10月くらいでした。一旦は良くなりかけたのですが、12月には死ぬかもしれない。と危惧するくらい悪化し、鉈豆酒やアケビ酒を含ませても、悲観するばかりの状態でした。一縷の望みを託して、枇杷種酒を飲ませ、母に祈る日々でした。3日程前、異臭が薄くなったように感じて、今日確認したら治ってきている。

 鉈豆酒は、どろどろの肉片を吐き出し、枇杷酒は再生したか、細胞の活性化を促したかでしょう。枇杷葉が癌細胞に効くとは聴いていたが、実際にこの眼で見たのは初めて。神仏のお援けがあったのか、加えて、枇杷葉の威力が上手く銀河に効いたのか。また、治してやりたい想いが通じたのかはわからないが、不思議な感動がこみあげた。

 人間なら、瀕死の状態で病院に行くだろう。けれども動物はそうはいかない。それならできる限りのことをしてやりたい。枇杷酒を飲ませる時には、とても苦労したが、こんなに効力があるとは思わなかったのも事実。正直驚いている。科学的な解明も医学的なことも不明だが、渾身の想いは、信じられないパワーを出すようだ。神さま、感謝いたします。

 猫や犬にも枇杷茶を飲ませてください。おしっこやうんちの臭いが変わります。また室内で飼う場合、動物本来の臭いですが、きつい臭いにはなりません。毛艶がよくなります。病気にかかっても、自然治癒能力がフル回転して、全力で治ろうとします。動物には本能です。やたらと人間が手をかけては、いざと言う時にあっけない。

 茂木の赤枇杷の下に、育った苗木を移植した。種が発芽してから3年くらいで移します。また、12月から1月にかけてが最適です。枇杷は日当たりの好い場所に植えます。場所がない場合や、半日陰でも育たないことはありません。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

肩凝りと歯痛

2011年01月17日 | Weblog

 寒いと筋肉が萎縮して、肩にやたらと力が入ります。その結果、歯軋りをしてしまい、肩こりになるのではないか?祖母が健在だった頃、寒がりの私に、真綿をひいて、肩に載せてくました。ほんのちょっとの真綿が、肩にあるというだけで暖かったのを覚えています。スカーフを肩に載せるのもいいようです。要は、体を冷やさないことが大切です。

 枇杷葉の焼酎漬けか、生葉を肩に置き、そこに温かい蒟蒻を載せるのも、一つの方法ですが、じっとしていることができなければ、あまり効果はみられません。枇杷風呂に入って、肩を揉み解したのが、いいかもしれませんね。肩といっても、リンパ腺です。耳の後ろや首から肩に移り、鎖骨へと下りていきます。鎖骨と腕の付け根、肋骨の辺りを螺旋を描くようにしてみてください。

 その部分で必ず、ピキピキと電気が走る箇所があります。強く揉んではいけません。やさしくです。湯舟に浸かってすると、リラックスできるので、10分ほどしてください。これを毎日繰り返します。くどいようですが、続ける事に意味があります。後、以外にも足の裏がいいのです。それと足指です。湯舟でなら緊張感が解けるのでいいようです。

 半身浴や、足湯がいいのは、血行を良くするからですが、以外にも足にまで、気持ちをかけていないからです。足が弱れば歩けません。歩けなければストレスが溜まります。精神的にも肉体的にも、ダメージを受けるのですが、あまり気にされないようですね。食事や、サプリメントも必要なことです。でも、自分の足で歩けることは幸せではないかしら?

 年齢を重ねる毎に、歩けなくなってきますし、気持ちの中ではできていたことも、実際には思うに任せなくなってきます。体のどの部位も大切だし、必要です。そういった衰えを越えていくにしても、枇杷葉茶を飲用されるのが、いいように思えます。民間薬として広まってきた枇杷葉は、隣のお婆ちゃんの方がよく知っています。

 私が、ここに書いていることは、その殆どが祖母の言っていたことです。明治生まれの無学な祖母でも、伝えられていたことや、知っておかなければならなかったことが、本当にたくさんあったのでしょう。どれをとっても緊急の応急手当ですが、何度も命を救ってくれていたのです。祖母は、教えてもらったことに、自分の経験や感を働かせて、工夫をしたのでしょう。

 当時、私は小学校の1年か2年でしたが、鮮明に記憶にあります。とても印象深いことでした。祖母のしていたことが、まるで魔法であるかのように、見入っていたのです。少し大きくなると、屁理屈を捏ねて、祖母のしていることを否定していましたが。今思うともっと聴いておけばよかった。と悔いが残っています。

 寒さの中に咲くパンジー。石灰を入れたら、株が大きくなった。次々に咲いている。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

寒中の卵と水

2011年01月16日 | Weblog

 井戸水は暖かく美味しい。その水を寒水と言い、枇杷葉茶を沸かすのにもらって帰る。寒水は味がまろやかでやさしい咽喉越し。枇杷葉茶を煎じると寒露です。カルキの臭いもないし、体の芯を冷やすこともない。Aさん家で分けていただくが、1年中を通じて、今の時期が本当に美味しいのです。珈琲や紅茶もこれで淹れます。極上の味がします。

 最近は、喫茶店へ行かない。珈琲の味も悪いし、高いのだ。我が家で思うように淹れて飲むのが一番です。そこで支払うお金があったら、サンタさんに頼んだ方が得です。郵送料を払ったところで、何十回も飲めます。昨日は、友人が支払いをしてくれたが、卒倒しそうでした。私は、決してケチではありません。倹約と節約なだけです。

 少ない給料の中から、本を買いたい。以前ほど手当たり次第、ということはなくなりましたが、図書館で借りるよりも、何度も読みたい本は買う。繰り返して読んでも、飽きない本は買うのだ。昨年、毎日新聞の日曜版にあった『誘拐』。夜毎読み返している。その度に心が震える。言葉に言い表わせない想いが、轍のように広がっていく。

 あの事件があってから、早数十年が経った。日本の現状は、あの時のままではないが、更に厳しい現実になっている。殺伐とした世の中に、人間の命の重さの欠片もない。それよりももっと酷い事件が後を絶たない。ほんとうに些細なことで、他人の命を絶つ。或いは、親が子を、子が親を殺める。生きていくことの方が、様々な葛藤があり苦しいとはいえ。

 けれども、生かされていることを思ってほしい。自分独りではないことを考えてみて。自ら命を絶つ。と言うが、これは精神的に追い詰め、言葉によっての殺人である。弱いのでも、負けたのでもない。神さまが残酷な仕打ちにされただけ。耐えられるだけの命が消えただけだ。眼には見えないけれど、この世には不思議なこともある。

 母が黄泉の国に逝ってから、その存在を感じていたが、先日の墓参りで、ちょっと出没回数を減らした。雪が降れば寒かろう、と想い、雨が降れば冷たかろう、と案じる。実体はないけれども、天界と、地上と、心の中に居るそうだ。私には視えるし感じるから、どうということもない。毎朝、枇杷葉茶を湯のみに注ぎながら話しかけています。

 サンタさんが、枇杷の花芽茶を甚くお気に入りです。枇杷葉茶よりも甘いそうです。家中で飲んでくださっているとか。サンタさんのご家族の皆さんの分です。一旦、冷凍庫に入れた花芽茶は、お茶で飲まれる以外では、そのままがいいですよ。何処か他に送られるようでしたら、ご連絡くだされば幸いです。我が家には、部屋で乾燥中の物がありますから。

 こちらでは花芽茶はあまり好まれません。枇杷葉だけの方がさっぱりしていいようです。或いは、枇杷酒の方がいいようで、お茶はめんどくさい。と敬遠されます。自分で作るよりは、買うのがいいようで、農薬たっぷりのお茶を、美味しいと飲まれています。個々の生き方であり、考えでもあるのですから、無闇には止められません。

 いつの間にか我が家に来ていたつむちゃん。冬の間は、冬眠中なの?居場所は、鉢の外から中側に移動しています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小正月

2011年01月15日 | Weblog

 今日は、雪花の舞う寒い日でした。友人が仕事を辞めてしまい、暇を持て余しているとかで、ちょっと会うことになった。おしゃれをしようにもこの寒さに、風邪を引き込んでも拙いかと厚着をして行った。というか普段着である。まあ、車での移動だし、暖かければ好い。暖房もあまり利かせてないから、外の風を遮っているくらいの暖かさですが。

 友人とお茶を飲みながら、枇杷葉談義をする。友人の今更ながらのコメントに笑いながら、花粉症の対策に、枇杷葉茶が効果的なことに熱弁を奮う。この時期の友人は、瞼の上に瘡蓋ができたり、目脂やら、クシャミやらの大騒ぎの連発。それがすっかりなくなっていて、本人も首を傾げる不思議さである。まんず、よかったべ。

 友人のお孫さんが、先日、手を打撲したのだそうだ。手の甲が腫れあがって、ズキズキとしたらしい。友人はそこに枇杷葉の焼酎漬けを貼ってやり、医者に行くまでの応急手当をしたようだ。もしや骨が折れていては。と受診したが、もらったのは湿布薬だけで、学校には見た目が悪いので行くが、家では枇杷葉を貼っていたと言う。

 枇杷葉を寝る前にだけ貼っているらしいが、数日後痛みがすっと消えたそうだ。腫れも治まったそうだ。切り傷や擦り傷には、エキスを塗布するので、葉が余ってしかたなかったのが、こんなことに役立った。と話す。そこで、私の場合は、葉が必要で、エキスは然程いらないことから、次の休みに持って行き換えることにした。

 我が家の場合のエキスの用途は、散布液にするのだが、腰痛には葉がいる。世の中、持ちつ持たれつでちょうどいい。枇杷談義にお店の方が、聞き耳をたてていたような気もするが、帰りに花木店に行くと、枇杷苗が置いてある。品種は田中とあったが、葉が気持ち小さいし、30cm弱で¥1,280であった。

 店員さんに話をしたら、効能を知っておられた。母上が枇杷葉酒を飲んでいられるとか。なるほど、私の思いつく効能も教えてあげた。我が家の枇杷苗も、何処彼処で元気に育っていればいいが。この時期の移植がいいようですよ。寒中というのは、植物の休眠状態で、植え替えに適しているのですね。

 我が家の枇杷葉だけが、花芽の鈴生りかと思っていたら、何処も同じだそうだ。枇杷にも生り年と、そうでない年とがあるようだ。それでも、今まで花芽のついていなかった箇所につけば、やはり格別にうれしい。東側にある茂木赤枇杷に、寒冷紗を脚立をしてかけた。まだ5枝残っているが、曲げれば折れるし、息子でないと届かない。

 今年のお正月に撮った南側の、茂木枇杷。この後、寒冷紗をかけた。今日は、中の下の方に、もう少し足してみた。半年先が待たれます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

寒波・・・

2011年01月14日 | Weblog

 今年の寒太郎は、あちこち飛びまわっていますね。雪男は現れていませんが、雪女は上空を舞っているようです。孫のランドセルには、大きな鈴がついている。聞けば、なんでも熊避けらしい。え~!!鹿や猪なら出てくるが熊?ここら辺で出没するの??と、思ったものの、学校や親や当の子どもは、遭遇したらば怖いだろう。でも、熊にしてみたら餌がほしいだけの気がするし、冬眠中よりは、春先の方が危険なようにも思えるが。

 寒さの中に、クリスマスローズの蕾が膨らんでいて、たくさんついているのが見える。先日には、寒肥を入れた。ブルーベリーにだけは控えて、枇杷葉の葉や、お茶の煎じた後のを敷いてやった。石灰を入れたのが効いたのか、どの草木も青々としている。孫が手伝ってくれた。糠が葉にかかったのを払ってくれた。狭い庭の中なので、入れるのも少しで済む。

 その殆どが枇杷葉で、苗をあげたというものの、十数本はある。梅や桑、山茶花に椿。紫陽花や薔薇がある。リラの木もあるが、中々花がつかない。芍薬は肥沃なのだが、この花の姿に惹かれて、白と淡い桃色と、濃い緋色がある。枯れた葉が根元に残ってい手休眠中。ドウダンツツジや海棠も、その季節には見事な花を咲かせる。

 昨年、猛暑に種から発芽させたパンジーは、たくさんの蕾をつけ、日溜りにまどろんでいるが、この寒さにちょっとびっくりした様子。夏枯草が、青い葉を広げている。ドクダミは、地中深く眠っている。寒中の時期には深閑としていますが、立春を待てば紅梅と白梅が咲く。今の時期は、唯一枇杷葉の花が咲いている。

 白い5枚の花弁に、中心と鍔は薄茶色で、その馥郁とした芳香は、木の下に立てば心地好く、離れていても漂う匂いに心は和む。母への慕情のように、心に染み通り、故郷への思いに心を駆り立てていく。枇杷葉の花には、今も昔も、生まれた瞬間の、新しい命への祝福が込められているように思うのだ。

 年末の雪に、震え上がった枇杷葉。この後、寒冷紗をかけ、雪と霜除けをしました。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

遷りゆくもの

2011年01月13日 | Weblog

 今朝は、殊更に寒かった。なんと窓が凍りついている。ストーブを点け、カーテンを開けて、思わず仰け反る。ひぇ~!ちゃぶぃ・・・。原因は、炊飯器ですが、湯気が凍っているのだ。弁当を作るので、ご飯が要る。しかし今朝の寒さです。昨日、枇杷葉に霜除けをしておいてよかった。自然の生き物も、暑かったり、寒くもあれば命を落とすのは、摂理であるのか。

 銀河は、小さな頃から、家の中で過ごしている。以前は、犬も飼っていたので、とても怖がって、尻尾と背中の毛を逆立てていた。時々脱走したが、今度は迎えに来て。と鳴くばかりである。娘が大学生の頃で、帰宅時間に合わせるように転がり込んだ。さぞや怖かったのだろう。以来、外出は控えている。猫の姿はしているが、鏡の前では錯乱する。

 きゃあっ!これは何よ。何物なの?ぎゃあっ・・・うぎゃぁ!え?あたしなの???と、喧しい。自分が猫とは認めない。寝姿は、人間の子どもにそっくり。孫と同じように眠っていた。最近は、歳をとったせいか、私の膝にも上がれない。あげてちょうだい。と、うるさい。その内に居なくなるのだろう。覚悟はしているが、十何年も一緒に暮していると、情が移ってくるかな。

 子どもたちが居た頃、故郷に行けば、ミケが居た。鼻筋の通った三毛猫で、尻尾も長く綺麗だった。代々、猫の名前はミケで、初代のミケは鼠は愚か、雀や鳩を捕ってきた。ある時には雉を持ち帰った。口に咥えて、祖母の姿目掛けて一目散である。祖母は、入り干しと換えてやっていた。祖母は、雉の毛を毟って腹を裂き、竹串に刺して、七輪に火を熾し、塩焼きにしてくれた。

 我が家の庭に、ヒヨドリやら、雀やらがやってくるが、銀河は知らん顔である。近所の猫か野良猫かが狙っている。この時期、鳥は美味しい。醤油を付けて焼くのも美味いが、塩だけも乙な味だ。天然の物にしかない味がいける。だが昨今は、鳥インフルとかで、誰も捕らない。でも、我が家に飛来するのは、枇杷葉の花芽が目当てなので、心配はいらない。

 今度の休みには、ドクダミの根を掘らなくちゃ。今週辺りから大荒れらしいが、そういう時だからこそ、薬効もいいのだろうか。あの独特の臭いも薄く感じる。ドクダミは、夏場の花の咲く時期もいい。しかし臭いとは対照的に、白い可憐な花であることか。消臭効果がありますよ。寒中のドクダミは、お茶で飲むと甘いです。勤務先に持って行って飲むかな。

 軒下までの丈になった枇杷葉です。淡路田中です。サンタさんの枇杷葉に決めました。今年は、花芽をつけてくれるかな?サンタさん、依頼があればここから採って送りますよ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

上弦の月

2011年01月12日 | Weblog

 今朝は、風が冷たく、昨日とは打って変わって寒い。ちょっと布団を干したが、早々と終いこんで除湿機をかけた。隣市まで用事があり出かけた。クリーニングや文具を買った。そこは屋外が花木苗があり、店内が雑貨家電品がある。クリスマスローズの苗が¥598だったので買う。鉢に移して花を咲かせるのが楽しみ♪昨年の苗は、ちゃんと蕾をつけているよ。

 東側の茂木の赤枇杷と、土肥の白枇杷に、寒冷紗をしようと、不織布を買う。これの方が、寒さ避けにはいいとのことで、耐久性やその他は不明。まあ、今年の状態で来年を決めようと店員の奨めを聞いた。でも意外と、枇杷のことは知らないんだ。現代農業に書いてある記事も、知識が少ないし、絵本のことはまったく知らない。

 庭に、野良猫の臭いがする。柑橘類を買って、皮を撒く。我が家の銀河は、枇杷葉茶を飲む故、臭いはまったくしない。枇杷葉の作用で体の臭いも消すらしい。最も外には出ない。庭に下りるくらいで、遠出をしないのだ。飼い主に似て、方向オンチなので、迷子になってしまうからだ。事実、家出したかと思うくらい何日も帰れなかった。

 今年は、ご飯に頂き物の缶詰があり、とても美味しいのか、見ただけでうるさく付き纏う。某サイトのキリ番の景品だが、豪華絢爛の品々だった。普段は安物ドライ物で、時たま煮干があったり、ハムなどがあるものの、気紛れな宿主に腹を空かしている。しかしお茶は、いつもある。無論のこと、枇杷葉茶である。これも最近は、花芽茶に種を入れている。

 宿主が休みの時には、お茶を沸かすのに、ストーブを点ける以外は、殆ど火の気がない。あるのは湯たんぽ。今年は炬燵も壊れて買えないのか、布団もかかっていない。宿主はしこたま着込んで、パソコンをしている。寒いらしい。見かねて膝に乗ってやる。あったけぇ!と抱きついてくるのが厭だが我慢している。

 イタリアにいっているMさんからメールが届いた。日本と同じ寒さだそうです。生活は、自然が相手なので厳しいそうです。私も、定年後は枇杷葉を中心とした、生葉やお茶の販売をしていこうと考えています。これも無農薬の有機栽培ですから、採算は合わないでしょう。信用してくれる人にしか、分けられません。

 また、今年収穫が多かったからと言って、来年も同じとは限りません。ほんとうにその年、その年で未知の物です。それでも美味しいと食べてくれたり、送るのを待っていてくれるのがうれしい。結局、人の和が繋がっていき、枇杷葉の用途に気づいてくれ、使ってくれることが歓びでもあるのです。

 今日は、上弦の月です。先月の月の様子ですが、月の位置の違いに、気づくようなら天文博士ですね。それだからこそ、月には飽きない魅力があるのです。接触事故や、ちょっとした油断からの物損事故に気をつけましょう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鏡開き

2011年01月11日 | Weblog

 鏡開きは、どんど焼きと言い、鏡餅を竹の棹の先に挟んで、お飾りや書初めと一緒に焼く。土日なら、早朝に起こされ、学校なら帰宅してから餅を食べる。これを食べると、雷さまに当たらないのだそう。学校に行く時には、どんなに急いでいても煙に当たらされ、お飾りの墨を塗られる。風邪を引かないのだと言うが。つまりは、一種の魔除けである。

 この時期には、寒稽古が盛んで、小学校の頃には、持久走と縄跳びがあった。どちらも寒い中をすることに意味がある。しかし子ども頃には、意味などどうでもよい。手は皸と霜焼けで、足は霜焼けである。おまけに、縄跳びの時にかかると運動場に尻餅での座りである。お尻も霜焼けになりそうだった。

 山を翔けるのは得意だが、平地は苦手で、学校の近辺を走るのも、そういった最後の土壇場で負ける。運動場は厭に広く、足が縺れた。けれども田畑の畦はすばしっこい。景品は、鉛筆やとても立派な縄跳びであった。色鉛筆もあったかな。今は、賞状があるくらいか?それも暖かな晩秋で、気迫に欠けている。

 枇杷葉の花芽が覗いている。日曜日に寒冷紗をかけたのはいいが、天頂がすっぽり空いている。息子の背が高いので頼んだが、肝心なところが出ているではないか。しゃあないわ。脚立に上がって閉じ合わせた。孫が3歳くらいの時には、木丈も低く、枝も疎らにあったのが、ずいぶんと育ったものだ。

 あれから5年の月日が流れている。枇杷葉もだが、孫も大きくなった。既に重くて抱けません。負ぶっても、足が付きます。意思表示もしっかりしてきて、本もよく読んでいる。このまま素直に育ってほしい。と、願わずにはいられません。田舎の小学校なので、全校で60人足らずですが、心は伸び々としています。

 寒肥を入れる。糠と塩を混ぜた物を、前以て用意していた。少しばかり入れたのもあるが、今日は残り全部にする。糠は猪が好むので、今夜やってくるかも知れぬ。野鳥は、既に啄ばんでいた。花芽もヒヨドリが食っている。自然の中にあれば、こういったことは当たり前のことで、共存しなければ生きていけない。

 枇杷葉を、花芽と茶葉とに分ける前。枝を数本、このまま花瓶に活けた。リエさんやサンタさんにも送ってみた。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする