神無月、七五三・若潮

　神さまは留守番以外は、皆さん出雲で集会中です。神社ではさぞや、てんてこ舞いなお留守居役でしょうか？眼ぇ回さんとってくださいね。数十年前娘を連れてのお参りに、慣れない格好で慌てふためく従姉を見て、年下の従弟は神社まで車での送迎をしてくれた。娘は着物での緊張からか、帰り着いたら帯のまま仰向け亀さんに。

　仕事が休めんて、有給が減るって聞かされて開いた口が塞がらなかった。我が児であり孫なのに、娘が不憫だったことを昨日のように思い出す。子育って、一人ですることでも回りが口を挟むことでもないが親や家族は。愛しさの基本が違っているのだと想いはしたが、胸の痛みは癒せない。三歳と云っても数えなので抱っこで。

　今朝は予てより約束していたことなので、郵便局まで枇杷苗を持って行き送る。約束と云っても、こちらが緊急事態に応じれない時あると好いかと。枇杷苗には、遠くまでの旅と寒い場所なんだよと言い聞かせる。どうか無事に着いて、其処で生かされますように。植える場所がないのは写真から分かるが鉢での管理らしいので。

　でも無理に押し付けた感じも否めなく、教祖さまにはならないようにと釘を刺された。そうねぇ・・・そういうとこが無きにしも非ずで、一気に暴走してしまうことがあるのを鎮めて心を落ち着かせる。苗物の梱包は初めてなのだが、根を水とエキスで湿らせナイロン袋で二重にし茎と葉先は厚紙を当てて巻いた。呼吸は大丈夫。

　明日には到着の予定と連絡しておく。で・気づけば既に昼である、近所のご夫婦に珈琲を淹れて持って行きその間にインスタントの饂飩用意。ブロ友のガバオさんに麺が好きだとコメント入れていたら、面食いですねと返事があって笑う。麺だけにごめ～ん！最近は訪問者も増えて来ており、ゆっくりと内容の把握ができなく自滅。

　読書はしたいし、好きな歌手も聴きたいしで混乱状態。夜は星座探訪に出かけたい心が逸り、眠る間も惜しんで昼寝をしているならいいが枇杷葉三昧になる。自分でも何してんだぁ？と訝しむが別段身体の酷使でもなく、暇を弄んでのことに尽きる。要は段取りが悪く、歳を重ねての横着が出ているだけなんです。パスタ食べたい。

　今日明日は特別な予定なく、明後日に事前の訪問があるので早く起きねばならない。普段は化粧もいい加減だが、ばっちりに決めてやろう。何着ようかな？あ・掃除もしておかなきゃ！自動操縦の掃除機はないから手動で。そうそうすばるはね、他人の良し悪しが判るんです。最近特に不審者を嗅ぎ当て、そうでないと足元で纏わる。

　飼い主が魔女なら、それに匹敵する魔力も持ち合わせているようで会話が成り立つ。猫語も何も頭に直接伝わるので難しいことはなく、意志の疎通を図れる。嘘のような真実ではないことかもだが、この世界で有得なくも起きないこともない。上空をマントをひらめかせて黒猫を連れた物体を見たら、それは紛れもなくわたくしです。