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枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

自然を生かす

2012年07月29日 | Weblog

 団地の草刈である。ショウジョウバッタも、殿様バッタも、隠れ家を追われて右往左往している。この時期には、草は刈らない。何故なら、収穫前の野菜に飛来して、喰いちぎるからだ。生き物の棲む場所がなくて、人間の住まいはあり得ない。

 1時間程度で、切り上げる。遅出ではあるが、勤務なのだ。汗びっしょりになったので、朝風呂を使う。洗髪をする。弁当を作る。気忙しいが、コンビニ弁当は避ける。あの中には、防腐剤も、添加物も着色料等、様々な化合物が入っているのだ。

 認知症にもなる。癌の細胞を増やすことにも繋がる。便利さの中に潜む、病気の元は、断たねばならない。認知症状を見る度に、生活のずさんさを思う。母や、父の二人きりの生活がもたらした弊害は、そういった食べ物を買っていたことに尽きる。

 自家製の野菜や、ありきたりの物であったにせよ、手作りは進行を遅らせていただろう。整然と並ぶ、スーパーの店先の食材には、農薬がたっぷり仕込まれ、人体への影響は計り知れない。素朴な物こそ、愛情が詰まり、心を豊かにしたのではないか。

 病院で薬漬けにし、自然の中での生活を奪った。長く生きるに越した事はないが、苦しみのない最後の方がよかったとも。産まれた家で、嫁いだ家での最後の方が、どんなにか心が平安であろうか。今は、それさえ尋ねる術がない。

 猛暑日。気温がグングン上がり、36.5度という所もあった。これほどの暑さの要因は、原発の再稼動にある。各家庭で、或いはデパートでの冷房が、外に排出されることで、地熱が上昇する。それがなければ、ここまでの温度にはならない。

 人間の思考回路を狂わせる手立てが、着々と進んでいる。気づいた時には、辺り一面の放射線で、内部被爆に曝されている。臭いも音もないが、確実に放射線は増えている。数値だけで安全だと言いきれるのか。

 枇杷葉の新芽。何処からでも芽が出てくる。枇杷葉の七不思議である。

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