桜が散り始めた。この日曜日には満開で、山のところどころが、剥げているように見えた自生の桜も、躑躅と咲き競っており、山に霞をかけていた。今日は、花霞、宵には急に冷え込んで、上着を羽織ってしまう。こういう時の風邪は、治りが長引く。気をつけよう。
孫の下の方が、1年生になったばかりで、ぐったり疲れているらしい。この孫は、縦に長いが横に無く、ランドセルが重いらしいのだ。それでも姉がいるので、何かと安心はある。保育所には長かったものの、そこは学校と言う場所に、未だ慣れないからだろう。
今年は、春の訪れが殊更に待たれた。故郷の住まいに、ラッパ水仙が群れていた。祖母が好きで植えており、母が丹精こめて増やしていた。主が居なくても、季節は忘れずやってくる。桃の花があったのを、手折って持ち帰った。玄関で咲いている。
火星も木星も太陽の裏に周りましたが、土星がスピカの近くで観えています。リングが綺麗に観えるよ。南西方向でしょうか。地震や津波の予測には、天文を知っていると役立つことがあります。古代の人々は、些細なことも見逃さず、幾多の難を乗り切ってきた。
今は、豊かな生活をするためではなく、自然を取り戻し、その恩恵を受け取り、大地の恵みに感謝することです。だからこそ原発はいらない。安全で心配ないのなら、想定外など起こり得る筈がない。お詫びコメントは、命のあるもの全てにしてほしい。
山椒が芽吹いてきた。安房直子さんの『風と木のうた』、さんしょっ子を思い出す。旬の野菜や山菜に、子どもの頃の想いが重なる。本を読まない人には通じないことだが、物語の面白さには、その時々の感情が挿入されているのだ。
例年には、12月から新年にかけて咲くが、今年は大幅にずれ込んで、立春を過ぎて咲いた。日本水仙は葉ばかり出て、蕾がつかなかった。