goo blog サービス終了のお知らせ 

枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

豊作を祝って・・・

2010年10月16日 | Weblog
 勤務先で、地域の方が子どもたちと一緒に、神輿を繰り出してやって来た。昔と違って、お神酒もなければ、相撲の土俵もない。アスファルトの上を、軽トラックで回るのだから、何とも物寂しい。それでも、子どもたちが居るだけ賑わいがある。法被を着せてもらったよちよち歩きの稚児が、転びそうになりながら、ニコニコしている。微笑ましいと言うか、高齢者にとっては和む一時であった。

 お祭りは本来、五穀豊穣への感謝の表れであった。1年を通じて百姓は休みがない。雨の日も、風の日も、生活のために、米や麦を、野菜を作って、収穫を神に感謝する。その締めくくりが祭りで、豊作であれば喜びもひとしお。不作でも、神に感謝を捧げて祈ったのではないか。そうした人々の思いが、神さまと共に酒を酌み交わし労う意味で奉納され、神輿を担ぎ、村中を練り歩いた。相撲を披露させたのではないか。

 年に1度の感謝の心が思える。祭りは、ご馳走が食べれるだけでなく、大人も子どもも、生かされていること自体を祈り、華やぎ浮き立つ思いと、気を引締める諌めの役目もあったのでは。時代の移ろいは止められないが、どういった形であれ、地域が活性化するのはいいことである。来年は、屋台が並ぶといいのに。模擬店でなく、本物の屋台のお出ましもいい。朝から、どんどんひゃらら、どんひゃらら・・・笛や太鼓の音色もいいではないか。

 帰りに、Aさん家に寄って、お水を分けて頂く。愛猫の様子も気になる。触っていたら、突然立ち上がって膝に降りて来た。そのまま顎を腕に乗せて、喉を鳴らせている。波動が入っていき、気持ちがよさそうである。触ること5分程度。シャンと立って頭を下げる。利口な猫である。こうしていると、猫も人間もなく、病んだものと治療するものに過ぎない。まあ、飼い主にもよるのであろうが。

 山女の焼酎漬けにしたのが、3日ほどで色が出てきた。琥珀色の透き通った液は、枇杷葉や種と同じです。素材の新鮮さは勿論ですが、焼酎の役目もたいしたものです。単品では成り立たないことも、組み合わせたり、媒体の変化によっては、薬にも毒にもなるのですね。薬草も使い方を間違えると、副作用が出ます。場合によっては、死に至らしめる作用になります。

 夕方からは、冷え込みますね。窓は閉めていますが、暖房は点けていません。衣装も半袖は辛いです。長袖にセーターを羽織っている。銀河が、足元からうごきません。暑さ寒さには、銀河を見ればわかると言うもの。今夏、復活した白枇杷の新芽。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする