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枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

物思う・・・

2010年02月01日 | Weblog
 昨日今日の雨に、水温む感触を覚えました。梅の蕾も随分と膨らみました。梅と云えば天神様のこと。即ち菅原道真のことです。この方は、学問の神様でして、京都の北の天満宮から、大宰府まで梅が飛んで往ったことでも有名です。東風吹かば香いおこせや梅の花、主なしとて春な忘れそ。の句がある。春や春、梅1輪の暖かさ。は小林一茶の句。梅の馥郁とした自然の匂いがいいのです。

 枇杷茶も、最初は葉を切って沸かしていた。水は水道水です。自分で飲んでいるだけなら気がつかなかった臭い。カルキの臭いも、慣れてしまえばどうということもない。Aさんはずっと井戸水だったから、この臭いがたまらなかったらしい。私は、井戸水を飲もうにも、実家の井戸は塞いでいるので、汲んではこられなかった。

 枇杷茶を井戸水で飲みだして、何が変わったかと言うと、口臭が無くなっている。枇杷葉の胃腸を整えることから、胃に溜まっていた廃棄物が、綺麗になったものと思われる。敢えて言えば、どぶ川のような状態から、小川の流れに変わったこと。蜆やメダカが棲み始めたことのように思える。花芽茶にしたら、身体から芳香がしだし、風邪はおろか、健康そのものになった。

 身体全体の組織、細胞が生まれ変わったのか?先ず、身体のだるさが消え、思考力と記憶力が増えた。イライラが解消され、怒り心頭にならなくなった。まあ云わば逆らわなくなったことか。但し、頭がよくなることとは別問題。苦手なことも変わらない。睡眠時間が短くても、頭がふらつかない。肩凝りが解消されたのも嬉しい。全身の肌の張りが艶やかで、滑らかになったこと。

 これは単に、免疫や抗体ができたことだけではない。と思える。身体の細胞の組織が、生まれ変わったような感じがする。枇杷葉の焼酎漬けは外科用ですが、花芽と種とは飲用しています。これが効いた。夜半に必ず起きていたのが、朝までぐっすり眠れる。爽やかに目覚める。身体の浮腫みもなくなりました。

 枇杷湯も腰痛に効果があり、体の芯を温めるので、足が冷えなくなった。加えて湯たんぽも効果がある。炬燵で寝ても身体が寒くてたまらなかった。冬場の電気代が、鰻登りになって仰天したものです。今は省エネもエコも、ここまでしていれば。という按配。まさに枇杷葉三昧で、ありがたい暮らしです。

 今年のお正月から、枇杷種茶を飲むようになっています。以前にも書きましたが、3~5粒を市販のパックに入れて煎じ、繰り返して1週間ほどします。その後は日に当てて乾かし、再度、再再度使います。そのサイクルをしていき、何度も煎じて飲めます。葉や花芽の夕焼け色と違って、種の色は生成り色です。自然の色ですが、とても綺麗ですよ。

 家の中に居れば、然程は感じないのですが、帰宅するとよくわかります。枇杷種茶の香りはやさしい匂いです。玄関では、花が未だに匂っています。
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