2006-0605-yms052
時が来て一重に残る山吹は
薄黄に見えてとても薄くは 悠山人
○紫式部集、詠む。
○略注=ある高位の方に八重山吹を差し上げたところ、名残の一重山吹をいただいた。花は季節のものですから、たとえ残った一輪でも、愛でるもの。薄黄色だなとと、とんでもございませんわ。あなた様のお心の濃さをうれしく感じています。山吹の花と歌の、贈答の相手はだれか、意図は何か? 真っ先にわく疑問である。これについては、平王クの詳論を参照されたし。なお前歌との間に、写本者の書き込みがあって、欠歌の存在が推定されている。
¶をりから(折柄)=ちょうどそのとき。just at the time。現代語
に同じ。
¶ひとへに=「一重に(一重咲きを)」「偏に(一所懸命に)」と懸
ける。
¶うすき=「薄黄(色の花)」「薄き(心)」の掛詞。
□紫052:をりからを ひとへにめづる はなのいろは
うすきをみつつ うすきともみず
□悠052:ときがきて ひとえにのこる やまぶきは
うすきにみえて とてもうすくは
*now streaming : Artist=MYSLIVECEK|Track=Prag Chamber Orchestra-Symphony in C Major, F26*
http://65.19.173.132:4086
2006-0605-yim106
title : Hydrangea
yyyy/mm : 2006/06
notes : 紫陽花。多古町あじさい遊歩道。
【写真の技法】左下の実写をやや縦に伸ばし、色域指定と色調補正で花を青くさせてみた。
title : Hydrangea
yyyy/mm : 2006/06
notes : 紫陽花。多古町あじさい遊歩道。
【写真の技法】左下の実写をやや縦に伸ばし、色域指定と色調補正で花を青くさせてみた。