百歳に向かってもう一度世界一周

百歳に向かってもう一度「歩いて世界一周」に挑戦したい。日中友好董存瑞育英基金を充実したい。富士登拝・・・

悲喜交々

2008-02-01 18:51:41 | Weblog

  2月1日  (金〕 
                    平成17年1月1日より 1,127日目
                                   歩いた歩数     その距離
                    本日             14,842歩      10,389m
                    総計    15,758,039歩 11,030,627m
          北京より石家荘・洛陽・西安・蘭州経て西寧に向かう。後71,523m

   朝刊の社会面にO氏の訃報が載ぜられていた。氏は若くして村長となり、1951年には県会議員に当選、県会副議長を経験に、その後飯山市長となり革新系の重鎮として活動した後、長野県農業共済組合連合会長も務められた。後年は政界から身を引いたが、地方政界には大きな影響力を持った人物だ。

 私は立場上、長くO氏を敬遠していたが、日赤での手術で入院中知り合って、同病相哀れむ仲で言葉を交わし、以後年賀状を交換するなどのお付き合いをしてきた。私が病室を訪ねた折、「私は年金に反対する立場だったので、掛け金をしなかったので一銭も年金が無い」としみじみと悔悟された言葉を聴いて、筋金入りの革新」とばかり考えてきたが、これが本音かと親しみを覚え、人柄を見直した。

 今日、新宅が出来上がって、内部を案内して頂いて「外断熱・高気密」「オール電化」の説明を聞いて、これからの文化生活に明るい幸せ感に浸たったが、幽冥境を異にしたO氏を思うとき、悲喜交々である。ここに0氏のご冥福を祈るや切である。