百歳に向かってもう一度世界一周

百歳に向かってもう一度「歩いて世界一周」に挑戦したい。日中友好董存瑞育英基金を充実したい。富士登拝・・・

愛と感謝の言葉

2008-02-05 18:51:55 | Weblog

  2月5日  (火〕 
                    平成17年1月1日より 1,131日目
                                  歩いた歩数       その距離
                    本日           14,116歩          9,881m
                    総計   15,804,078歩  11,062,855m
           北京より石家荘・洛陽・西安・蘭州経て西寧に向かう。後39,295m

   スタジオパークで篤姫の養育役の佐々木すみ江がこんなことを述懐した。夫が病んで、後幾許もないと知ったとき、夫に愛と感謝の気持ちを伝えようと思ったが、それは夫への最後通告となって、夫に死期を悟られるだろうという迷いから、夫を「愛していた。有難う!」の言葉は最後まで口に出せなかった。夫の死後、今もなおその事を悔やんでいると述懐して、世の皆さんに勇気を出して伴侶に[愛と感謝]の言葉を告げるべきだと語られた。

  そのことを告げられた友人が早速「愛してるヨ!」と妻に告げた所「ソレなーに?」と言われたと言う。普段使い慣れない言葉に妻は戸惑ったという。そして兎角、日本人はその言葉は照れくさくて使い憎いようだとも付け加えた。

 私は青果市場に勤務していた関係上、農協や出荷者との会議や出荷要請などの後、飲食を共にするチャンスが多いので、その都度妻に送り迎えを頼んでいた。その為、「ありがとう」という言葉は普段から使い慣れていたので、愛や感謝の言葉を口にする事には抵抗感が無い。ある時、妻が迎いに来たとき、「ありがとう!」と言ったら傍らにいた社長が「俺は妻にそんなことは言ったことがネェ」と驚いていたことがあった。それが日本人の常識なのかも知れないが・・・。

 妻は2男7女の五女で女性中ただ一人の運転免許保有者だったから、私は幸せ者だったのかも知れない、いやこんな妻に巡り合えた自分は幸せ者だと信じている。

              
                                                   雪中に蜂