百歳に向かってもう一度世界一周

百歳に向かってもう一度「歩いて世界一周」に挑戦したい。日中友好董存瑞育英基金を充実したい。富士登拝・・・

初午

2008-02-12 18:27:32 | Weblog

 2月12日  (火) 
                       平成17年1月1日より 1,138日目
                                    歩いた歩数      その距離 
                         本日        14,080歩          9,856m
                         総計  15,890,989歩  11,123,692m
               北京より石家荘・洛陽・西安・蘭州・西寧経て張液に向かう。後 321,458m

             

  初午のポスターを見て新町稲荷に廻る。ポスターの効能書き(?)には「家内安全・商売繁盛・五穀豊穣・交通安全」などと旨い事書いてある。誰が何時から決めたか知らないが、無信心の私にはご利益などありゃしないが、神様に凝ってる信者にとってはご利益あらたかなようで、朝早くからひっきりなしに参詣客は絶えない。

 お稲荷さんの総本山は京都伏見の伏見稲荷だそうだが、ご利益があると言う宣伝が効いたか、本家・分家から屋敷神・ビルの屋上にも赤い鳥居の稲荷様。「火事・喧嘩・伊勢屋稲荷に犬の糞」と言われるまでに増えてしまった。

 私も本町から神明町に引っ越して来たとき、隣組長さんから「成就稲荷の講中に」と誘われて入った。初午の日に「油揚げ」10枚寄進すれば一日中酒浸りでふらふらになるまで呑んだ。これですっかり町内の顔役に認められた。これもお稲荷様のご利益か。

 油揚げをあげるのは、お稲荷さんの方ではなくて、お稲荷さんの使者とか言われる狐の好物が油揚げなんだそうで、神様を買収する前には、その使者に鼻薬を嗅がせるのが安上がりと言う寸法だろうか。こんなところから本来[稲荷」「イネニ」が訛って「イナリ」と呼ぶようになったと言うとおり、農業の神様が商業・工業の神になり、産業全般から家内安全・ななんてんでも安全ならと今度は[交通安全]と。

 神様信じればご利益あるんなら、神国日本、神風吹いて負けはしないが・・・?なんて考えながら歩いてきたが、片山さんの稜線には片山稲荷へ参詣する人が繋がって見える。歩き疲れて足を止めてしばし一息。