百歳に向かってもう一度世界一周

百歳に向かってもう一度「歩いて世界一周」に挑戦したい。日中友好董存瑞育英基金を充実したい。富士登拝・・・

「半落ち」を見る

2009-03-29 23:16:19 | Weblog

  3月29日  (日)  ②
                          平成17年1月1日より 1549日目
                       歩 いた歩数       その距離 
                           本日     12,086歩          8,460m 
                  総計  21,807,815歩  15,265,471m
  フンジェラブ峠(国境)を越えてパキスタンに入るイスラマバードまで後506,069m

   昨夜、友人の結婚式に故郷にやって来た孫の真ちゃんと、先日結婚式を挙げた姉のビデオを見ようと朝から取り組んだが、如何せんコードを忘れて来たためにソフトをインターネットで組み込んでみたが見ることが出来ないまま、真ちゃんは午後の列車で東京へ戻ってしまった。

 そのあと、今夜やることになっている「神明町名画劇場」の設営になった。「半落ち」という映画の題名が気に入らないと敬遠していたが、2005年の「日本アカデミー賞最優秀受賞映画」でもあり、またインターネットでの評価も高いのでこれを上映することにした。

     

 映画の入り口は検察と警察の泥仕合の様な訳の分らぬストーリの展開だったが、一人っ子の息子が白血病となって、ドナーの血髄移植を待って居たが、帰らぬ人となり、それが原になって妻がアルツハイマー病になってしまった。妻の人格が毀れることを憂慮していた主人公は妻に泣きつかれ、思いあまって妻に手をかけてしまった。

 主人公の梶は優秀な警察官だったことから、警察・検察・新聞記者・弁護士・裁判官などが入り乱れてストーリーが展開し始めてやっと面白くなってゆく。的が「なぜ殺人をした梶が自殺しなかったのか?」「妻を殺して2日間もどうして自首しなかったのか?」「その2日間に何故新宿歌舞伎町へ行ったのか?」「何故歌舞伎町へ行ったことを認めまかったのか?」真相と謎解きに無言の梶の心情に思いを馳せ、涙した。

 映画を観終わって館内に拍手が沸き起こり、「良い映画だった!」「涙がでた!」と言われて、肩の荷が降りた。うまいお酒を呑むことが出来た。