百歳に向かってもう一度世界一周

百歳に向かってもう一度「歩いて世界一周」に挑戦したい。日中友好董存瑞育英基金を充実したい。富士登拝・・・

1000円札を破いちゃった

2009-03-14 17:51:14 | Weblog

 3月14日  (土) 
                       平成17年1月1日より 1534日目
                                  歩いた歩数      その距離
                       本日         15,945歩        11,162m
                       総計  21,603,594歩  15,122,516m
    フンジェラブ峠(国境)を越えてパキスタンに入るイスラマバードまで後 649,023m

  妻が入院した時に、日赤の中で、昔から永い間お世話になったTさんが車椅子に乗っているところに出会った。聞けば「右足の付け根を骨折して歩けない。リハビリをしているが芳しくない。近く退院して家に戻りたい。」と。

 1日も早く見舞いに行こうと焦って居たが、野暮用で中々そのチャンスがなくてとうとう今日になってしまった。幸いと言って良いかどうかだが、目指す病室に未だ居た。お見舞いの言葉を述べた後、四方山話となったが、内科の病人ではないので、リハビリだけが毎日の励みというだけあって明るい話題に終始した。

 テレビを見るのも楽しみの一つと聞いて、カードを買いに病室を出た。販売機を前に財布を開くが1000円札がない。集落サロンで買った材料代を会計さんから貰ったことを思い出し、封筒をポケットから出して封を切る。

 所が封筒はJAバンクの封筒だったので1000円札まで全部切れてしまった。サー大変、販売機は1000円札しか受け付けて呉れないのだ。私は500円硬貨2枚をもって看護師さんの詰め所に行った。

 詰め所で「500円硬貨2枚を1000円札に交換してくれませんか」と手持ち無沙汰相に立っていた医者先生に頼んだ。「此処は両替所じゃないヨ!」と行った。患者の頭を刈っていた看護師さんが、頭を刈る手を休めて奥へ跳んで行った。そして1000円札をもって戻ってきた。

 「テレビのカードを買うんで1000円札が欲しかったんです。これで助かります。有難うございました」と礼を言って受け取った。帰り際、テレビカードに合わせお見舞いを差し出して病室を後にした。

 お世話になったTさんの見舞いが済んでホットしたが、自分が如何にも慌て者に思えて恥かしかった。家に戻って1000円札をつなぎ合わせたが、情けない話だ。それにしても果たして銀行で交換して呉れるだろうか?心配だ。