北の旅人

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鉄道で12日間 日本一周⑩長崎-グラバー邸

2010-08-12 10:51:26 | Weblog


3万平方メートルの敷地内に、明治時代、外国人居留地にあった旧グラバー邸。
ほかに、9棟の洋館が移築・整備されている。
グラバー邸は、現存する日本最古の木造洋館。
上から見ると、四つ葉のクローバー型の屋根が特徴。

グラバーなどの商人と、龍馬などが商談を行っていたのであろう。
幕末の歴史の舞台ともなった。







当時の船の模型なども。



 屋根裏の隠し部屋。
                                        


グラバー邸から長崎港を望む。


グラバーは、幕末の日本で活躍したスコットランド出身の商人。
龍馬率いる「亀山社中」との取引もあり、龍馬の後ろ盾だったという説もある。
明治以降は高島炭鉱の経営に当たった。

もともと武器商人であるが、蒸気機関車の試走、ドック建設、炭鉱開発など
日本の近代化に果たした役割は大きい。造船の街・長崎の基礎をつくった。


浦上天主堂。長崎市の代表的な観光名所のひとつ。
所属信徒数は約7千人で、建物・信徒数とも日本最大規模のカトリック教会である。