北の旅人

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相撲協会は大改革が必要!

2007-10-01 20:31:02 | Weblog

津風部屋の若い力士が急死した問題で、北の湖理事長が記者会見をしたが、相撲協会としての責任、理事長としての責任の重さを感じているのかどうか、甚だ疑問だ。

 

者の「責任をどのように感じているか?」という質問に、「私の?」と聞き返し、「それは、師匠が責任をとるべきだ」と答えていたが、呆れた。あくまでも、時津風部屋の問題だと言わんばかりの態度だ。

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月に起きた事件であるにもかかわらず、今まで相撲協会としての対応が全くなされていなかったことも驚きだが、監督官庁の文部科学省の指導を受けてなお、人ひとりがなくなっているという、事の重大性を認識していないのではないか。もっと言えば、今起こっていることを正しく認識することすらできないのではないか。
朝青龍問題への対応を見ていても、相撲協会が、いかに閉鎖的で時代遅れの世界になっているか全く理解していないのだ。

さいころは、ラジオで必ず相撲放送を聴いていた。栃若(栃錦・若乃花)時代や柏鵬(柏戸・大鵬)時代などは、毎日楽しみにしていたものだ。伝統的な日本の国技として、ぜひ発展してもらいたいと思うが、今のままでは衰退の一途をたどるだろう。

こそ、組織のあり方、親方指導のあり方、力士養成のあり方などについて、大改革を断行しなければダメだ。敢えて言うならば、力士出身が必ずしもトップにならなくてもよいのではないか。マネジメント能力が必要なのだから、外部の民間人が理事長であってもいいのではないか。良き伝統は守らなければならないが、ただただ、古いレールの上を走るだけでは、相撲人気を盛り上げるのは不可能だ。相撲協会および親方衆は、猛反省をしてもらいたい。そして、若い力士の夢を奪うことのないような新しい相撲道の旗を立ててほしい。