テレビを観ていて、「おかしい!」と思うことが多々ある。
①つい最近では、甚大な大雨の被害状況を伝えるレポーターなどが、
「安全を確保した上で被害地からお伝えしています」
と、わざわざ前置きをして伝えているが、
こんなことは当たり前のことで、視聴者には言わずもがなのことだ。
どこかの放送局が、こうした伝え方をすると、
すぐに他局が「右ならへ」するのは
テレビ局の主体性の無さを浮き彫りにしているのではないか。
②比較的新しいところでは、
夕方のニュース番組で、MCが「それでは最新のニュースをお伝えします」と、若手のアナウンサーに振ると
「よろしくお願いします」
と、頭を下げてからニュースを読み始めたのだ。
確か最初は日本テレビだったと思うが、何か違和感があるなと感じていた。
ところが、その後、テレビ朝日がお昼のワイドショーの中で、
やはりMCの前置きに続いて若手のアナウンサーが
「よろしくお願いします」と前置きしてから、
ニュースを読み始めるようになった。
だが、最近気づいたのだが、
先発の日本テレビでは、「よろしくお願いします」とは言わなくなったのだ。
局内で、あれはおかしいぞとなったのか、
それとも、他局が真似しだしたから止めたのか?
③ずっと以前から、「おかしい!」と思っていたことの一つに、ニュース番組の中で、
「チャカチャカ、チャカチャカ」
と、バックに音を流すことだ。
二ユースは映像と一緒に見聞きしているのに、
全く理解できない。
作り手側にすると、バックに音がないと寂しいと思うのか。
報道する側は、もっと視聴者側に立って制作するべきだ。
もちろん、視聴者側としては番組を選択することが出来るので、
観なければ良いだけの話ではあるのだけれど。(つづく)