あさノンの日常(※「住宅を建てたい!岡山の工務店㈲ハウジングアトリエ」から改名しました)

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私には難しすぎるのかもしれない

2013-12-09 23:11:04 | あさノンのつぶやき

本を読むとはあまり言えない。だって年間100冊とか読む人は
いくそうですが、ちっとも及びません。どんな速度で読んでるのか?

小さい頃は「ち/び/ま/る/こ/ちゃん」でさえ、衝撃が強くて見れない
時があった私は、精神的に衝撃の強い本は避けていました。
泣ける本とかも、泣きすぎて引きずってしまう。
軽い本ばっかり読んでいたから、とんと小説は読まなくなっていて。

でも、頭を使っていない気がして・・・最近は少しずつ、慣らそうと実行。



読後感がいいという伊坂さんの「ゴ/ー/ル/デ/ン/ス/ラ/ン/バ/ー」から
はじめて、ちょととずつ。
あっさりというか、漫画みたいにあっという間に読めるものも多いと
わかりました。

さて、今回のつぶやきは伊坂さんの「P/K」
少し前に読んだ本です。私には難しすぎるのかもしれない。

最近の本は難解なのか(TT)と読んだ後嘆きました。
理解できない時はノートにあらすじ追っていって、勉強の域です。
伏線多いよ~

私の頭が良くはないというのは薄々気づいていたけれど。
(自らほこもちを汚す必要もないので、”悪い”とは書かない)
ノートに書いてもイマイチすっきりしない。ネットで解説探してしまった。
「難しい」との声もいくつもみつけて、よくわからない安堵をしたけども。

解説にも納得できなかった。

以下、読んでいない方に不親切です。


※ネタバレ注意されたし


3話が別々の作品だと思ってしまえば、それで終わる話ですが。



あらすじは大幅割愛します

「PK」「超人」「密使」の3部で
タイムパラドックスを起こさずに耐性菌蔓延の未来からより良い未来を目指す。
些細なことの積み重ねが未来を大きく変えてしまう様を想像させる。


その解説には、
「PK」は「密使」で青木が目指した世界だが、同時間軸の「超人」によって妨げられ、
「超人」が実在オリジナルのAの世界(A’でもA”でもない)
とあった。それだけの解説じゃあ私の疑問は晴れないままなんです。

私が勝手に理解したのは、



解説通り実在の世界が「超人」で、(A)として考えるなら

・「密使」の「私」はゴキブリを送り込んだら”絶望的な変化”を受けて消えてしまう
 唯一人だった。
 それが「僕」によってゴキブリが盗まれた事で、実行されず消えなかった。落下した感覚。
 (=誰も死なないドミノ)
 そのゴキブリで耐性菌の抗生物質を作り出せる。

・ゴキブリが盗まれたということは、作家の浮気が妻にばれてしまう
  (=悪い変化だが受け入れる他ない)
 「堂々と落ち着いていればどうにかなるもんだ」と息子の大臣は聞かされて育った。
 大臣は過去の机上の空論となりつつある政策を通せと圧力を受けている。
 父の「堂々と」受け入れるか。信念や勇気を持って進んでいけるか悩んでいる。
 27年前本田毬夫を助けた事で、こんな男が救ったかとがっかりされないように
 必死で意外に真面目に生きてきた(=良い変化?)。
 本田は大臣に「間違いは、それを正すのを拒むまで間違いとならない」と言う。

 予想→大臣は間違いを認め、圧力を撥ね退けた事で、次のより良いドミノの分岐となった。
    


青木の目指した世界

・作家(大臣の父)ゴキブリにより妻との関係悪化は防げる。「子どもに恥じない選択」
 という妻の白昼夢に従って(?)小説の改稿をしなかった。社会の秩序を失うことを
 恐れ、作品にも沢山の想いを込めている「臆病は伝染する。そして、勇気も伝染する」。
 小津はPKをわざと外そうか迷う。落下した子どもをキャッチした時を思い出し、
 勇気が伝染した小津が、ワールドカップ予選のPKで多くの人に勇気を与える(?)

 予想→「勇気は伝染する」その言葉で、圧力を撥ね退けるように大臣を変えたいのか。


疑問
・僕(三上)は将来、過去に行ってスーパーマンのように透視したり、飛んだり、できるのか?
 猫は何だ?
・Aの世界はどれか。「私を説得する男」の世界ではないのか?
 「超人」と僕のいる世界がAなのか?
  説得する男がAの未来から来たなら、パラドックス起こしてないか。
・私=本田か?ベランダから落ちている瞬間に「私」を匂わせる。
 未来で未来からの男と接触したor落下の臨死体験により超能力が目覚めた?
・「PK」の一部はAに関連している。大臣は本田をキャッチしたから。
 が、Aの過去ではないというのはゴキブリが出たから。
・時間軸がはっきりしない。



・・・結論。私には難しすぎた。
さすがに良い台詞とか沢山あって面白かった。
ところが、頭に靄がかかったように解決にいきつかない。
それも意図されたところなのか。

黄金のまどろみの方が分かりやすいです。
何年経っても言葉なく信頼しあえる人と別れてるのはさびしいけど、「だと思った」とか
「大変よくできました」とか泣けます。
色々失っても、皆の温かさを受け取ったし、「痴漢は死ね」で救われました。笑った。

そういう意味で大きく見ると、「PK」の大臣も秘書官も三島と田中も本田も僕もなんか
可愛いキャラでした。最後の「失言に気を付けないと」に集約されて。


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