冬の頃に、スケジュールボードをリビングにかけたくて、工作しました。
例えば、父から言われた振込などを、母が都合のいい時に行く。
帰ってくると、「もう一つあった」「とりあえず出来たのを渡しただけで、
計算しょうるのがまだあった。はあ行ってしもうたんか」
というのはザラで、それが頻繁に起これば腹が立つ。
月末の混雑する時に、そうした一つ一つの積み重なりは酷く疲れる。
それが、スケジュールボードがあれば、前々から銀行と入れておけば行動も
改善するのでは、便利になるんじゃないかと、母に言ってみると
作ってや~と軽く流され、本気だとは思わなかった。
何度目かの、「あれば便利じゃと思わん~?」の軽口に、母は作ってって
言っとるのに作ってくれんが~と返してきた。
あれ?
”ごちゃごちゃしたものが見えるのは嫌”な母は、そうしたものが増える&
作ったものがごちゃごちゃと書きこまれているのは嫌だと思っていた。
本当に本気?と少しずつ提案する。
簡易的な事務所で掛けるものが、使われないままだったのを利用してはどうか。
でもそのままだとリビングにはあまりにチープ。
気に入らなかったので枠だけでも何とか木で。
普通の木材を使うと、重くなりすぎてしまう。
もし来客があった場合、さっと裏返したら絵や写真が見えるなんてどうだろう。
その為にも軽さは重要。
なんて事を考えながら、材料探しに家の周囲を一周。いいもの落ちてないかな。
まあ良い材料は倉庫にあるんだから、大したものは何もない。
倉庫まで取りに行くほどの気合いで作るつもりもない。
すると端から朽ちかけているベニヤ5mm厚が1枚。
現場で養生に使われたもので、銀色の塗料が点々とついている。
軽さ的にこれ以上の理想的なものはない!
このベニヤが一番かっこよく見える使い方で、強度を保つ。
意外に元のスケジュールボードが重いから、どう枠と固定するか。
ベニヤとボードの厚みの差をどう解消するか。
といった事をクリアして、完成しました(^^)
縦横の比率がかっこ悪かったので、横にメモや紙を挟むスペースを取る。
上部だけ木材の枠を付けて重さを支える。それ以外は発泡スチロールで軽量化。
クリア塗装で家の枠と色味を揃える。
できるだけシンプルに。
塗装を乾かしたりで、2日程かかりました。
ゴミのようになっていた物から出来上がったにしては上々でしょ☆
なかなか便利です。
結局絵は飾らず、裏返しもしていないようですが。