■ミッドナイト・エンジェル(第167話) 発表1979年12月
評価 ★★★
依頼人 不明
ターゲット 外国の要人
報酬 不明
今回弾丸発射数 1/ 通算弾丸発射数 1,038
今回殺害人数 1/ 通算殺害人数 946
今回まぐわい回数 1/ 通算まぐわい回数 75
<ストーリー>
タイ・バンコクの歓楽街。娼婦マリーはゴルゴにアプローチ、ゴルゴの予約してある特別室に招かれる・・・
<この一言>
仕事がある・・・
<解説>
バンコクの歓楽街で娼婦マリーに声をかけられたゴルゴは、マリーをホテルの特別室に招く。豪勢なディナーと酒を振る舞い、マリーを抱くゴルゴ。ゴルゴのテクニックに翻弄されたマリーがベッドで熟睡している間に、ゴルゴは部屋を抜け出し狙撃を完遂。警察がゴルゴの部屋を訪れるも、マリーがゴルゴのアリバイを証明し、ゴルゴは不問に付される。ゴルゴに惚れるマリーであるが、ゴルゴはバンコクを去る。
他愛のないストーリーで、ゴルゴの際だった活躍もない作品。しかし、本作が輝きを放っているのはマリーの天真爛漫なキャラに依るところが大きい。本作はハードボイルドでもミステリーでもない。いわゆる”劇画”ではなく”漫画”なのだ。息詰まるようなゴルゴ本流のシリアスな内容ではなく、異色のコミカル作品であるところに本作の存在理由がある。ゴルゴに惚れた女は、不遇の死を遂げたり、悲恋に終わったりするのが常であるが、マリーの変わり身の早さと熱しやすく冷めやすい単細胞的奔放さが、新鮮な涼風を吹き込んでいる。読後に何とも言えぬ安堵感を味わえるのは、ゴルゴシリーズでも本作ぐらいのものであろう。
どうでもいいことだが、ゴルゴはこの間11話連続でまぐわっていない。初期作品における、セックスレス最長期間である。疑似恋愛のようなシチュエーションを設定することで、ゴルゴ自身も束の間の休息を味わったのかも知れない・・・。マリーの奔放発言にゴルゴが苦笑いしているのもご愛嬌だ。
ズキューン
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>後ろに回られて上着を脱がして貰うなんてリラックスしすぎたろう?
爆笑!ゴルゴもまだ若いですね~