■間違われた男(第399話) 発表1996年12月
評価 ★★★★
依頼人 マイアミのボス ブラッツ
ターゲット アイスマン
報酬 不明
今回弾丸発射数 1/ 通算弾丸発射数 2,144
今回殺害人数 1/ 通算殺害人数 4,284
今回まぐわい回数 0/ 通算まぐわい回数 105
<ストーリー>
ゴルゴと依頼人の待ち合わせ場所に居合わせた「トニー・トウゴウ」。ゴルゴと間違われた男の運命は・・・
<この一言>
科白なし
<解説>
マイアミのボス「ブラッツ」から、「アイスマン」の殺害依頼を受けたゴルゴ。ブラッツの手下「クーンツ」との打ち合わせ場所にたまたま居合わせた電気工具のセールスマン「トニー・トウゴウ」は、ゴルゴに間違われてしまう。
クーンツは黒塗りのリムジンにトニーを乗せ、トニーをホテルに案内する。最上階の部屋を用意され、娼婦をあてがわれたトニーは気前のいいクライアントに巡り会えたと呑気に構えるが、やがて殺人依頼のオーダーであることを知り、尻込みをする。
トニーをゴルゴであると信じて止まないクーンツは、トニーと最終調整を行い、アイスマンのいる決行現場へと向かう。後に引き返せなくなったトニーも破れかぶれの心情でアイスマンに向かって引き金を引く。その刹那、別の場所から僅かな間隙を縫ってゴルゴの銃弾がアイスマンの眉間を捕らえる。クーンツはトニーがアイスマンを仕留めたと最後まで誤解を続け、トニーを「完璧な保証」の男として崇める。
ゴルゴ・シリーズで異色のセルフ・パロディ。ゴルゴと風貌の似たトニー・トウゴウのすっとぼけ振りが面白い。また、凡人トニーを最後まで誤解し続けるクーンツも笑わせてくれる。本作に登場する”ベタな”ゴルゴ・イメージを記す。
・怒らせるとヤバい相手
・他人に腕を預けるような”握手”の習慣がない
・ひとより先に車に乗らない
・仕事道具はポーターに預けない
・目立たないホテルに宿泊し、ホテル最上階の非常口に近い部屋をリザーブ
・仕事の前にベッドの中で燃える
・プロの娼婦をダウンさせてしまうほど、”あっち”の方でも超一流
ズキューン
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今回の事件(!?)トニーは災難でしたね。また、待ち合わせ場所・ホテルのロビーと近くに居ながら、名乗りでないゴルゴンも人が悪い。
>ベタなゴルゴのイメージ
顔すら知らない割には、中々良い線いってますね。ただ、ゴルゴンは裏切るとヤバいですが、(感情をコントロールできるため)何人も彼を怒らせることは出来ないと思います。
本日の一句「待ち合わせ、人気のない場所、やめときな」
>、(感情をコントロールできるため)何人も彼を怒らせることは出来ない
長話につき合わされると、いらいらしていることがありますが(笑)
しかし、トニーのような状況に陥ったら困りますね・・・
個人的に国連主体の森林保護のための間伐材の伐採用にトニー・トウゴウの売り込んだ電動機械(チェーンソー?)が採用されて欲しいですね。
担当者が、国連内で異動した我らがクレイン女史で
「え?トウゴウ?、(写真を見て)あの人の機械なら間違いないわ。是非、機械の担当者にお会いしたいわ(どきどき)」
という展開になって・・・というのがみたいです。
それではまた(^O^)/~
きたきた!我らがアイドル”クレイン女史”!
再登場を強く希望します。
ゴルゴシリーズのジャンル分けをしていると本エピソードや『アムールの制裁』、『CRAZY PARK』、『HAPPY END』のように少なからず笑いを誘うジャンルが有ります。その中でも本作はゴルゴネタを存分に盛り込んだセルフパロディゴルゴとしてもっと評価されてもいいエピソードだと思います!
トニー東郷の再登場、最近の情報ネタゴルゴでは無理なのでしょうか?
なお最近では新たなジャンルが出現しています
第159巻の『死に絶えた町』、第161巻の『MOBUS』のような「どうでもイイ」と云うジャンルです(笑)
うろ覚えでコメントすると、後でみんなからツッコマれるから、事前にキチンと調べておきましょうねぇ!!(笑)
>笑いを誘うジャンル
>「どうでもイイ」ジャンル
面白い。大好きでね。この2ジャンル。これら駄作の集大成コンピレーションを出版して欲しいですね。ゴルゴで笑えるってのは、凄いことですよ(笑)
少なくとも、このブログを見て下さっている方は購入するのでは?って、全然商売にならないかぁ~