■里通外国(第194話) 発表1982年2月
評価 ★★★
依頼人 アメリカ国務省ブリュム長官
ターゲット 外交評論家 トニー・グリーノ
報酬 $200,000
今回弾丸発射数 3/ 通算弾丸発射数 1,207
今回殺害人数 1/ 通算殺害人数 1,315
今回まぐわい回数 0/ 通算まぐわい回数 78
<ストーリー>
中国人女性通訳「華楊」はアメリカ人「トニー・グリーノ」と不倫の末、恋の逃避行に出る。中国・アメリカ・ソ連の思惑が交錯する中、ゴルゴが依頼を受けたのは・・・
<この一言>
”存在しない者”を撃ち殺された場合、向こうはコトを公にするわけにはいくまい・・・
<解説>
米中友好協会の招きにより3人の中国人通訳がアメリカを訪れた。女性通訳の「華楊」はアメリカ人外交評論家「トニー・グリーノ」との不倫関係に耽溺、逃亡を決意する。華楊の逃亡を察知した中国側は華楊の身柄を確保するが、この時、華楊はトニーに外交上の秘密をばらしたことを中国側に告白する。慌てた中国側はトニーを追うが、ソ連はトニーを政治利用しようと大使館に監禁する。アメリカ国務省はトニーがソ連に捕らえられたため、米中の外交機密が漏れることを懸念、ゴルゴにトニーの殺害を依頼する。ちなみに国務省職員が「KGBの養成校に侵入し破壊工作を行った実績のある・・・」と言っているのは、 第15巻-1『モスクワ人形』 の件を指す。ゴルゴはソ連大使館に潜入、闇に紛れてトニーを始末する。
トニーが殺されたことを伝えられた華楊は、トニーに機密を漏らしたというのは狂言であることを暴露して、ストーリーは幕を閉じる。
女を騙そうとしたトニーも酷いが、恋に狂った華楊のしたたかさには舌を巻く。女はコワイ、というのが本作の教訓か・・・
ズキューン
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