ゴルゴ13総合研究所『俺の背後に立つな!』

ゴルゴ13の全ストーリーを解説

ゴルゴ13第50巻-3スリーパー・エージェント

2007-02-27 02:05:35 | 第046巻~第050巻

■スリーパー・エージェント(第178話) 発表1980年11月

評価     ★★★

依頼人   CIA長官

ターゲット  レオン・E・オハブ

報酬     不明

今回弾丸発射数      1/ 通算弾丸発射数 1,107

今回殺害人数        1/ 通算殺害人数   1,049

今回まぐわい回数    0/  通算まぐわい回数    76

<ストーリー>
ポーランドのレーニン造船所ではCIAの送り込んだ”スリーパー・エージェント”レオンが労働組合に入り込んでいた。しかし、妻の出産を控えスリーパーであることの葛藤に悩まされる・・・

<この一言>
・・・

<解説>
”スリーパー・エージェント”とは土地の人間になりきって生活している工作員を意味する。
ポーランドのグダニスク・レーニン造船所では、CIA工作員「レオン・E・オハブ」がスリーパーとして労働組合に入り込み、反社会主義的な扇動工作を繰り広げていた。しかし、偽装のために結婚した妻が身ごもり、スリーパーであることの葛藤が芽生え始める。KGBはレオンがスリーパーであることを見破り、レオンを組合委員長に祭り上げた後、スリーパーであることを暴露し、アメリカを窮地に立たせる作戦に出る。一方、CIAはこの計画を察知し、ゴルゴにレオンの殺害を依頼する。

冷戦下の諜報戦を描いた作品で、緊迫した展開はスパイ小説を読んでいるかのようだ。ゴルゴの登場シーンは少ないものの、良質な作品に仕上がっている。

ズキューン

ゴルゴ13 (50) 巻掲載
★ゴルゴ・グッズ紹介 デイブ・マッカートニーの店★

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5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
凶悪無類の殺人者と思ったが、殺した数はたかだか... (しろねこ)
2011-08-11 14:11:44
凶悪無類の殺人者と思ったが、殺した数はたかだか1000人か。
500ポンド爆弾一発で、20歳の爆撃手が数秒で簡単にやってしまえる犠牲者数だと思うと、戦争は恐ろしい。
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しろねこさん、こんにちは。 (賛美歌13番)
2011-08-15 15:01:12
しろねこさん、こんにちは。
>戦争は恐ろしい。
”死”というものが日常となる戦争は恐ろしいです。生きていることのありがたみ、平和であることのありがたみを、忘れてしまう自分を反省。今日は終戦記念日。
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こんばんは、留守居役のカムバッカーです。 (カムバッカー)
2013-07-15 19:45:26
こんばんは、留守居役のカムバッカーです。

日本では忍者の中で、スリーパー・エージェントに当たる仕事をしていたのが「草」と呼ばれる人たちだったようですね。

それではまた(^O^)/~
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カムバッカーサン、こんばんは! (マリヨ神父)
2013-08-24 19:46:49
カムバッカーサン、こんばんは!
マリヨ神父ですよ~!
(゜∇゜)

…影狩りの読みすぎじゃないですか~!?
(^。^;)
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こんばんは、マリオ神父さん。カムバッカーです。 (カムバッカー)
2013-08-25 12:42:56
こんばんは、マリオ神父さん。カムバッカーです。

読みすぎたのは「雲盗り斬平」ですね。

「影狩り」は巻き込まれた感のある、いい女が簡単に殺されるのが面白くなくて、あんまり読んでいないです(さいとう先生、すみません)。

指令を受けた主家がなくなったりして、何事もなく一生、その土地で暮らした人も結構いたようですね>日本のスリーパー・エージェント。

それではまた(^O^)/~
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