■ファイル消失(第297話) 発表1990年5月
評価 ★★★
依頼人 バチカン市国行政首席ドン・フェリーチ侯爵
ターゲット 麻薬組織の表向きのボス”ネルビ”
報酬 不明
今回弾丸発射数 5/ 通算弾丸発射数 1,639
今回殺害人数 5/ 通算殺害人数 3,800
今回まぐわい回数 0/ 通算まぐわい回数 93
<ストーリー>
バチカンに寄付された病院は、麻薬資金のマネーロンダリングによるものだった。この事実を知ったバチカンは・・・
<この一言>
これは・・・バチカン市国の依頼・・・と、考えていいんだな?
<解説>
「バジーレ市長」がバチカン寄付した病院は、麻薬資金のマネーロンダリングにより建てられたものだった。市長の仮面を被りながら裏で麻薬組織を束ねるバジーレは、麻薬売買で稼いだカネで病院を建設、その建物の建築請負をグループ企業に発注することで資金を環流させていた。この事実を知ったバチカンのバッキス神父はバチカン上層部に資料を送付した直後、バジーレ一派に殺害される。
バジーレはバチカン上層部がマネロンを公にすることを阻止すべく、バチカンの弱みを握る。第二次世界大戦終了直前、バチカンがナチス幹部の逃走を助けていた資料を国連から盗み出し、マネロン資料との交換を強要する。
バッキス神父の弟「行政首席ドン・フェリーチ侯爵」は、バチカン上層部の決定を受け、マネロン資料とバチカンがナチス逃走を助けた資料の交換交渉に当たる。しかし、兄を殺されたこフェリーチは、バッキス神父殺害の実行犯「ネルビ」の殺害をゴルゴに依頼する。
フェリーチはネルビとの書類交換の場所において、ネルビに命を狙われる。その刹那、ゴルゴのM16がネルビ一派を殲滅。殺害の現場を目の当たりにしたフェリーチは、罪を償うために自害する。
マネーロンダリングとバチカンをテーマにした作品。バチカンがナチス幹部の逃亡を助けたことを知る元ナチ「ハンス」が不気味だ。ナチスと因縁深いゴルゴだが、ハンスとゴルゴが交わることはあるのだろうか・・・
ズキューン
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本日の一句「悔やむなら、殺人なんて、頼むなよ」
>キリスト教では自殺も罪だったはずですから・・・
なるほど~、深いですね。