■プルトニウム239(第93話) 発表1974年11月
評価 ★★★
依頼人 不明
ターゲット ロベール・ペラン
報酬 不明
今回弾丸発射数 2/ 通算弾丸発射数 662
今回殺害人数 3/ 通算殺害人数 564
今回まぐわい回数 0/ 通算まぐわい回数 54
<ストーリー>
アルジェリア戦争で民族弾圧を指揮した「ロベール・ペラン」の殺害依頼を受けたゴルゴ。一方のペランはプルトニウムの強奪を企てていた・・・
<この一言>
ひとつひとつ・・・加算していったまでだ。
<解説>
ターゲット「ロベール・ペラン」の情報を国際犯罪情報屋から仕入れるゴルゴ。そのペランはプルトニウムの強奪を企てていたが、ゴルゴに狙われていることを情報屋から聞かされる。ペランはゴルゴをFBIに密告、時間かせぎを行いプルトニウム強奪を成功させようとする。FBIに捕らえられたゴルゴは嘘発見器(ポリグラフ)にかけられるが、どのような質問に対してもポリグラフ反応を示さず釈放される。ペランの行動ひとつひとつを分析することで行動を見越したゴルゴは、ペランの行く手を読み殺害する。余談だが、ゴルゴを売った国際犯罪情報屋にゴルゴの制裁は下ったのだろうか?
本作は核物質管理・核拡散について警鐘を鳴らすストーリー。1974年発表の本作が示したテーマが、現実のものとなっていることは昨今の国際情勢を見れば明らかだ。
ズキューン
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嘘発見器のシーンで「あなたはターミネーターか?」と一瞬思ってしまいました。
>嘘発見器のシーン
私など健康診断の血圧測定の時ですら、緊張して血圧が上がってしまいます・・・
ぺランの失敗はバス運転手になっていた「ビッグ・ジョー」をドライバーで雇わなかったことでしょうか(笑)。なんか、あんな部下じゃ、うまくいかない気がしちゃって。
案外、手下の冗談を受けて、ごみを収集しながら行った方が、かえって綿密に計算して待ち伏せしたゴルゴはかわせたかもしれませんね。
そして、トラックが過積載で事故って終わって、待っているゴルゴが一人で「来るはずなのに、おかしい・・・」とか言っているんです。
これじゃ、コメディだな(笑)。
>あんな部下じゃ、うまくいかない気がしちゃって
ダメ部下の典型ですね。チンピラそのものです(笑)
>ビッグ・ジョー
ああっ!ビッグ・ジョーに会いたい。生きながらえていて、もう一回登場して欲しいです。