ゴルゴ13総合研究所『俺の背後に立つな!』

ゴルゴ13の全ストーリーを解説

ゴルゴ13第145巻-2容疑者トウゴウ

2009-09-27 23:34:00 | 第141巻~第145巻

■容疑者トウゴウ(第480話) 発表2002年1月

評価   ★★★

依頼人 某国政治家

ターゲット 亡命中の前大統領

報酬 不明

今回弾丸発射数       3/ 通算弾丸発射数 2,796

今回殺害人数      4/ 通算殺害人数   5,135

今回まぐわい回数     0/  通算まぐわい回数   113

<ストーリー>
狙撃後、雪崩に巻き込まれたゴルゴ。意識を失い救助されたゴルゴであるが、別に発生した殺人事件の容疑者にされてしまう・・・

<この一言>
俺は、たぶん・・・ドクターよりも、多くの死体を見てきている。

<解説>
亡命中の前大統領殺害の依頼を受けたゴルゴ。雪山から狙撃を成し遂げたゴルゴであるが、突如発生した雪崩に巻き込まれてしまう。

ホテルからゴルゴの動きを見張っていた『エーベルト警部』らに救助されたゴルゴであるが、ホテル内で起きた別の銃殺事件の容疑者にされてしまう。ゴルゴのM16を用いて『探偵スタイン』が殺害されていたのである。

ゴルゴは容疑を晴らすべく、エーベルト警部らに揺さぶりをかける。スタインがホテルの外からゴルゴにより狙撃されたのであれば、雪山に銃が残っているはずであるとゴルゴは主張。エーベルト警部は雪山にM16を埋めに戻るが、待ち構えていたゴルゴに真相を見破られ殺害されてしまう。エーベルト警部らはスタインに恐喝されていたが、ゴルゴの事故を利用してスタインを殺害、ゴルゴに殺人容疑をかぶせようとしたのである。

疑いをかけられても冷静に状況を判断し、事態を切り抜けるゴルゴの危機判断能力が素晴らしい。が、雪崩を想定しながらも巻き込まれてしまい、意識を失ってしまうとはゴルゴらしからぬ失態だ。ホテルスタッフから進められた鎮痛剤やミネラル・ウォーターに疑いを向けたり、皿を手刀で切る(”割る”ではなく”切る”)パフォーマンスを見せたりと、常人ではない振る舞いを見せるゴルゴ。容疑者に祭り上げられてしまうのは自業自得か・・・

ズキューン

ゴルゴ13(145) 掲載
ゴルゴ13(154) 巻(最新刊)
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2 コメント

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賛美歌13番さんこんにちわ。 (ペロ)
2009-09-30 18:56:24
賛美歌13番さんこんにちわ。
>疑いを掛けられても冷静に状況を判断
今回のゴルゴンの名探偵ぶりには驚きました。引退後の職業にいかがか?
>皿を切るパフォーマンス
いわゆる“皿切り”も出来るとは、ゴルゴンも意外と芸達者なのですね。ひとつ納得出来ないことがあるとすれば、皿を切った音が“スパ~ン”でないことでしょうか(笑)
本日の一句「ウィリアム、テルとゴルゴを、比べるな」
返信する
ペロさん、こんばんは。 (賛美歌13番)
2009-10-01 02:08:59
ペロさん、こんばんは。
>ゴルゴンも意外と芸達者なのですね
ゴルゴが他人に自分の技を見せつけるというのは、非常にレアですね。しかし、皿切りとは凄い(笑)
返信する

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