ゴルゴ13総合研究所『俺の背後に立つな!』

ゴルゴ13の全ストーリーを解説

ゴルゴ13第118巻-1未明の標的

2008-06-08 19:38:35 | 第116巻~第120巻

■未明の標的(第394話) 発表1995年12月

評価   ★★★

依頼人  ボビーの父親

ターゲット インド人 バイディア

報酬    不明

今回弾丸発射数       1/ 通算弾丸発射数 2,129

今回殺害人数         1/ 通算殺害人数   4,268

今回まぐわい回数     0/  通算まぐわい回数   105

<ストーリー>
ターゲットを乗せた飛行機がハイジャックされた。飛行機を着陸させ、機内に籠城したハイジャック犯に対してゴルゴは・・・

<この一言>
俺のスタイルは気にしないでくれ・・・用件に入ってもらおうか・・・

<解説>
北イングランドでボビーの首なし死体が発見された。ボビーの父親は、ボビー殺しの犯人がインドの有力一族出身の「バイディア」であることを知る。しかし、バイディアはインドに強制送還され減刑されることが明白であった。ボビーの父親は、ゴルゴに天誅を下して欲しいと依頼する。

インドの飛行場でバイディアの送還される飛行機を待ち構えるゴルゴであるが、飛行機の異変を感じ取る。バイディアの乗せられた飛行機はハイジャックされ、犯人が籠城していたのである。インドのウラ人脈に通じた老人を訪ね、盗聴のエキスパートの紹介を受けたゴルゴは、機内の状況を盗聴させのバイディアの座席位置を特定させる。

ハイジャック犯制圧のためNGS(インド国家保安隊)が乗り出すことになったが、ゴルゴはNGS隊員になりすまし機内に潜入。バイディアを確認すると、ハイジャック犯を狙う素振りを見せてバイディアを射止める。ハイジャック犯の顔面に弾丸をかすらせてバイディアを狙撃するあたり、芸が細かい。NGSがハイジャック犯一味を制圧するスキにゴルゴは姿をくらます・・・

リバプールで依頼を受けてからすぐにインドに飛び、ハイジャックという不測の事態にも対応した上で仕事を完遂するゴルゴがスゴイ。依頼を受けるときの服装とバンガロールで飛行機を待ち受ける時の服装が同じ(いずれもチェック柄のシャツを着用)ということは、本作は依頼からミッションコンプリートまで、ごくごく短時間でなされたことが分かる。突発事象に対しても俊敏かつ完璧な段取りを行うゴルゴの仕事ぶりを見習いたいものである・・・

ズキューン

ゴルゴ13 (118)巻掲載
ゴルゴ13 148巻(最新刊)
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